もう6月!よろしくお願いいたします。
Eastern Buzzardイースタン・ブザード、ノスリの事ですね。
里山の森林ばかりでなく、僕は長野北アルプスの五竜岳でも観察した事があるほど、平地から高山まで幅広く生息する身近な猛禽です。角田山の中で、2羽のノスリが長い蛇を鋭爪で掴み飛んでいるのを見ました。
鷲鷹のレア度ヒエラルキーでは、頂点のイヌワシやクマタカと比して決して高い階層ではありませんが、その白い肢体の美しさと丸いかわいい顔立ちにファンが大変多い猛禽ホークです。
身近とは言え、人の目を嫌うので近くで見ようとすると確実に飛び去ります。
ちょうど今じき、子育ての真っ最中で観察者への警戒感が高くなっています。
漢字で「鵟」「狂う鳥」と書きます。小説家の逢坂剛氏の作品に「鵟の巣」というサスペンスがあるそうですが、
ノスリの巣を観察していると
もうまさに狂ったように「ピイーッ!ピイーッ!ピイーッ!!」と頭上を飛翔して警告します。
ですが幾度も見ていると、お互いに何か顔馴染みになってくる感じもございます。
新潟市の区で、こんな事が出来るのは角田のある西蒲区だけじゃないかなと自負しています。
今年はなんとかコマドリ、オオルリ、サンコウチョウといったレアな小鳥たちを観察したいのですが、ノスリの大きく鋭い鳴き声が響いてるうちはダメかなあ…。
ともかく、ご興味ある方はぜひお声かけください。
見つけるコツなどお話しいたします笑
では、金曜日ランチから
またよろしくお願いいたします!