bikescafe.jp

(2008-9-23)

桑田全集。

「君は 誰かと波に乗る やがて涙のGood bye…」、〜BAN BAN BAN。
「今でも逢いたい 気持ちでいっぱい そんな惨めな恋などしたくない そんな乱れた思いは誰のため…」、〜いつか何処かで(アイ フィール ザ エコー)。
今夏の一仕事として、個人的「サザンのベストを作る。」という、殆んどお店には何の役にも立たない事に熱中していましたが、サザンは済ませていたのですが桑田サン又はKUWATA BANDのベストは集めていませんでしたので、桑田サン個人名義ベストをPCに入れた所で一旦の決着を見たよに思います。最近は厨房の仕込みを一人の時は上記の曲ばかり流して独唱ちゅう。ノスタルジィ。雰囲気雰囲気。これらがまたイイ。残暑、まだまだ聴ける。
「恋は真夏のヒストリー…アイ、ビーン クライン メリーX'mas イン サマー」、〜メリーX'mas イン サマー。
僕にゃ無縁のヒストリーだったが…。




(2008-9-22)

バーミックスがあれば大丈夫。

今日の朝作るフルーツソースは、緑のブドウ。薫サンがやって来た。後は、バーミックスと砂糖と、少しの白ワインとレモン果汁があれば大丈夫。彼女なら、とっても美味しいソースやらジャムを作っておいてくれます。
改めて、昨日は遠方からのお客様始め皆様、本当にありがとうございました!
今朝も眠い目コスって、パン焼きやアイスやらイクラ作りやらを始めています。今日も明日もよろしくお願いします、ペコリ。




(2008-9-22)

リストには「levi's」。

アメリカで、初めて僕をフライフィッシングに連れて行ってくれたのは寮父のマットさん(大柄な白人の。)だった。日本から持参していたルアー竿を片手にドーム(ドミトリー、寮。)を出て行く僕を見かけたマットさんが声を掛けてくれたのだ。「ヘイ、トラウトフィッシングをするのかい?」と、小柄に日本のボーイに。「えぇ、そうなんです…」と僕は拙い英語で、ヤマメやイワナ釣りは子供の頃から親父に教わった事、僕の師匠は芦ノ湖のレインボーのフライでのレコードホルダー(76センチ近く。当時)な事、ココでも週末はトラウト・フィッシングがしたい事を話した。そうしたら「OK。次の土曜日の早朝、ドームの前に来るんだ。オレのトヨダのピックアップで州内の湖に行こう。フロートフィッシング(浮き輪に湖面に浮かんでフライを振る釣り。)を教えて上げるよ。」と誘ってくれたのだ。そして、何かをメモ紙に書いてるなぁ…と思っていたら「コレが必要な物のリストさ。フィッシングに必要な用具は僕のを貸すか
ら心配ないよ。」と言って、さっきの1枚のメモをくれた。僕は(うわぁ、親友の親父サンから聞いていた通り、アメリカンは度量が大きいなぁ!)と感動しながら、その読みにくいメモを二人でチェックしていた。その後ろではマットさんの綺麗な奥様が「ガイズ、楽しそうね!」と僕らを見てる。
メモの真ん中辺りに意味の理解出来ない4文字がある、「levi's」と。僕は「ン?レビ…ですか?」と訊くとマットさんは笑いながら「ゴメンゴメン、リーバイスだよ。ジーンズの事だよ。ジーンズ持ってるよね?」と答える。僕は「はい、持ってます。でも、ジーンズをリーバイスと呼ぶんですか?」と尋ねると、「ウーン、そうだね。ジーンズはリーバイスって言うな。」と言う。なぜか僕はそんな事に感心した。もちろんリーバイス501の古着は、当時から渋谷ファイヤーストリート裏の古着屋サンで人気だったし僕も学校帰りに時折探してた。でも、ジーンズそのものをリーバイスと呼ぶ事は無かったから。
次の土曜日までに二人でドームの芝生の庭でフライの練習を数度してから臨んだ湖でのフライフィッシングは大漁で本当に楽しかった。今でもまざまざと甦る。あの暑い午後に飲んだ、冷えたコーラの美味しさまで。
ジーンズに関しては、特に501の事になるといつも上述のエピソードが記憶から上がってくる。それ以来、ジーンズを買うのはやっぱりリーバイスになっている。バイクスマガジンの「Safari」を毎月読んでると、(あぁ、ロクリパやペペジーンズ、トゥルーレリジョン、ディーゼルなんかのハイブランドのデニムってのも持ってみたいかなぁ…)ともチラッと思うのだけど、同時に(やっぱりオレみたいなブルーカラーがそんな高いファッションブランドもののジーンズ、合わないよな…)とも思うので、(ちゃんと選んで買おう。)という気分の時はリーバイスになる。写真のリーバイス501は既に5分の1世紀近く履いてしまってる。当時の彼女が物凄いジーンズ好きで、何本も持っているので何かの理由で履かなくなってた501の1本を僕にくれたのだ。僕より背が高かったから、これはすぐに履けた。当時はもっときれいでまともだったのに、どんどんボロボロになってる。数年前、新潟のリーバイス・ストアさん
で一部(股擦れして穴が開いてた箇所にパッチを。)直してもらったけど、またどんどん腿部分は裂けて行く。ここも直してもらいたかったんだけど、デニム生地が薄くなってて余計に裂けるでしょう…と言われ直せなかったのだ。でも、履けるから履いちゃう。見た目はダメだけど体に馴染んで楽なのだ。それにジーンズ履いてるとTシャツで行きたいし、だからあまり太りたくないとも思うし、それはそれで良い事のように思う。でも、先日の事。5年ぶりにモデルチェンジした501をストアさんに取り寄せてもらった。色は写真のと殆んど変わらないやつ。ダメージも入ってるやつ。マーティン・ライト。先日はサイズが売り切れてたのだ。試着はこれから。昔と比べ、またアメリカでのプライスと比べ、日本の501も本当に高くなっちゃった。若いコが気軽に買うにはちょっと高値に思う。でも、もしこれから先も僕が生きれたら501は履けるだろうし、壊れないだろうし、それを思えば高くはないようにも思う。夜ランや薪割りとかの汚れ作業用には
UNIQLOの安価なジーンズもあるから、それを履けば良いし。今度試着する501マーティン・ライトが、ピッタシ合ってお気に入りになれば良いんだけど。