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(2014-8-26)

角田山は 雨雲に。

朝から降り始めた雨、快適な涼しい風を吹いてくれます。
角田山全てが白い雨雲に隠れています。
災害の事を思うと、ほどほどの降りになって欲しいものです。




(2014-8-26)

残念。

日本中で大規模、激甚な自然災害が多発し被害者が多数出ている中では控えめな事件ですが、月曜の朝には新潟津南の下船渡で早朝散歩中の70代の女性が熊に襲われてしまう事故(右足骨折、頭肩に引っ掻き傷。命に別状無し)がありました。
津南町発表の鳥獣管理計画書を読んだ所、同町での熊によるH24年度農被害金額はスイートコーン、デントコーン、スイカを主に約740万円。熊、猪、日本猿の農被害に悩む同町は切実です。 報道の猟友会員の話では、既にここでは最近2頭の熊を捕獲、殺処分し、付近にコーン畑が多いので熊の出没が多いから注意してくれとの事でした。
この事故は出会い頭の襲撃だったと僕は推測します。命に別状無し…とは云え、70代での足骨折と云うのは回復も時間が掛かるでしょうし、今後の生活の質に影響を及ぼすでしょうから心配です。
残念なのは、女性(又は付近住民)にベアカントリー真っ只中での人間行動の注意点を自治体なりNPOが詳しく強く教えていたらと思う点です。 早朝5時から9時過ぎまでは、熊の活発な行動時間帯である事。その時間の無防備な散歩などは避けるべき事。人を襲う時、熊は特に高齢者を襲う事。コーン類は熊の大好物の為、採食中やコーン畑に向かう時は夢中に成りやすく人間に注意しなくなる熊が多くなる為、突発的遭遇に注意する事。その為に熊鈴や熊笛を活用すべきだった事。
女性が熊鈴等を使っていたか否かの報道はありませんが、事件現場は自宅から近い場所だそうですから多分使っていなかったであろうと推測しています。
現在の日本は、思われているより遥かに「植林後50年が過ぎ、新しい形の自然」が豊かです。「杉林を山奥まで増やしたから熊が里に出て来るのだ。熊に責任は無い」とネットで宣う都会型自然愛好家に「あほか」と言いたくなります。「おれと一緒にこの山に来てみろ。熊の居場所が無くて里山に出るんじゃない。奥山にも熊が増えて居場所が無い若熊が里山にまで溢れてるんだ。里山すぐ近くで繁殖する母熊すら沢山いるんだ!」と証拠を見させたいとつい思ってしまいます。山里では、自然や獣害の波に人間達は負け始めています。僕は、このままじわじわと負けるのだろうと読んでいます。
その現実の光景を知らない都会型ネット型自然愛好家が一方的な熊保護論をぶつから、現実に熊害に悩み怖れる山の高齢の人達に、そういう人間達が嫌われるのだ、と今は良く分かります。
広島県のHPを調べた所、今回の土砂災害の地区から東に10数km行った庄原市では、今年も沢山の熊が出没していました。ただ、広島は熊の狩猟駆除は禁止されて保護されているので(熊の多い東北と違い、広島山口等西日本の熊の生息数は絶滅危惧的に少ない。秋田から広島に移住した月ノ輪熊のトップ研究者 米田一彦先生のご尽力により優れた保護政策が実現している)、出没が多いから捕殺する…とはなっていません。これは地域の実情に即して良いものだと思います。
村上は今月だけで2件の熊と自動車の衝突事故がありました。熊は絶対に死にません(走行する新幹線と激しくぶつかっても熊は死なずに逃げれる)、壊れるのはいつも車の方です。
自然災害も熊事故も、今後起こりませんように…。




(2014-8-25)

もっちり焼きたて。

表面にオリーブオイルを軽く塗ったパンが焼けました。
今日は少し涼しくなりました。
秋が確かに近づいています。
今日も宜しくお願い致します!