狩猟解禁。
週末前、金曜日ですからいつものように集中して仕込みに励んだ為かランチとディナーと、お料理を作り続けた為か全て終わってから横になったらウタタ寝てしまいました。こういう事は余り無いのですが。
今日はCNNにて嬉しいニュースを読みました。ジェニファー・ロペス通称J-lo(39歳)が男女の双子の赤チャンを出産した、というニュースでは無く、モンタナからのニュースで、アイダホ、ワイオミング、モンタナに跨がる広大な国定公園でのハイイロオオカミの保護活動が実り、個体が1500頭を越えて絶滅危惧の心配が無くなったので絶滅危惧種の認定を消す、という事でした。荒廃する日本の山林にも再びオオカミを放つべし(但しその時は日本狼に種の近い朝鮮狼のみ。巨大なヨーロッパ森林狼ではあっという間に鹿も猿も足りなくなる不安あり。ワイオミングはポーランド狼が持ち込まれた。)…と考えるオオカミ好きの僕には、大変嬉しいニュースですが、その後に続くニュースに唖然呆然。そうして保護活動の実った絶滅寸前だったハイイロオオカミだが、ようやく絶滅の心配が無くなったので今秋からオオカミ狩猟解禁します…という内務省の追加発表。この感覚はかなり理解しがたいですヨネ。もちろん、今まで苦労してきた自然保護団体が黙っ
ちゃいない。すぐさま「ワイオミングのオオカミ達は依然数少ない状況に変わりは無く、狩猟解禁などもってのほか。解禁は取り下げるべし。」と反発したのに胸を撫で下ろしました。オオカミが絶滅しかけた事で自然生態が崩れかけ、それを補う為に牧場主達に理解を得てオオカミを放ち、再び自然な生態ピラミッドを構築するようなダイナミックさは日本のお役所にはありませんが、ちょっと増えたからといってすぐに狩猟解禁してしまう身の変わりようも驚かされます。国柄の違いというのにいつも驚かさられるCNNのUSニュースでした。皆様は、日本の害獣溢れた山林に狼を放つべきか否か、どちらにお考えか知りたい今夜。おやすみなさーい!