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(2006-2-23)

イナバウワッ!

イナバウアー、ヒールマンスピン、トリプルアクセル、サルコー…。女子フィギュアスケートは、やはりウィンタースポーツの華の中の華です。日本勢3人、大健闘中。中でも村主チャン、本当好きです。スケートしていない時のあの天然のほほんしたキャラクターと別人の、「銀盤の女優。」と言われる豊かな表現力のキャラクター。つい応援したくなります。
僕の子供の頃、目黒や世田谷辺りの子供にはアイスケートはスキーなんかより身近に出来るウィンタースポーツでした。自転車で行ける距離に、世田谷の東農大近くのスケートリンク、品川プリンスのスケートリンク、日比谷ビル街に冬だけ出来るスケートリンクとあったので、子供だけで滑りに行けた訳です。そんな訳で僕も、素人レベルでなんとか転ばずに滑れたので、18才の時に友達8人位で埼玉秩父の山中に新しくオープンした西武系の屋外アイススケート場にドライブがてら遊び行った時、体力も有ったのでジャンプにトライしてみました。(軽く出来るだろ…。)と思ってました。山形から上京していたオサムも一緒で、彼は高校時代に社会人と一緒のアイスホッケーをしていたので教わりました。彼は「飛ぶのって本当難しいよお。」と言って、彼でもあまり上がりません。僕もやってみましたが、一度でやめました。まず後ろ向きになんか滑れませんし(まず靴が違う。)、氷を蹴るなんて無理。前向きに両足揃って跳ねたものの、細いスケート刃
の靴は「グキッ。」とすっぽ抜けて、次の瞬間に体左側で横に強烈に固い氷に着地。みんな「大丈夫ぅ?」と笑いながら心配してくれる足元で、アバラ左脇を抱えて目も開けずに痛みをこらえ正座する僕。膝が冷たい。快晴の冬の青空など見ずに、地面の白い氷だけが滲んで見えました。
あれ以来、それまでタダタダ美しくて妖艶だったフィギュアスケート選手を見る目が180度変わりました。「あの人達は、すげぇアスリートなんだ…。」となったのです。普通にスケート滑れる位の人に、飛ぶどころか一本脚で片脚持ち上げて滑る事すら無理でしょう。それをあの美人サン達は、別に筋肉モリモリって訳でも無いのに、軽々とやってしまう…もの凄い努力があるんだろうな!という思いで見るようになりました。
静香さんはオーラがあるし、村主チャンは喜怒哀楽がある、ミキティはサルコーが上手く行かずメダルは無理でも、まだ次がある(いよいよ次は浅田真央チャンも一緒に。)。今夜3時、あの人達の勇姿を見たいなぁ!




(2006-2-21)

霧晴れの朝。

夜と朝の温度差で、真っ白い霧に包まれた松野尾。写真を撮った数秒後には霧は晴れて、まだ雪を残す角田山が姿を現しました。昨日は佐潟にまだ残留してる白鳥達の編隊を見ました。呆気に取られます。彼ら、帰るのかな…。




(2006-2-21)

カニの日は瞬く間に過ぎ行く。

シケも落ち着いた日本海、今朝は無事にズワイガニが入荷しました。週末にズワイガニパスタの波が高かったので不足気味でした、今朝は思い切って佐渡の良物を1箱買いです。まだピンピンしてました。僕個人的には北海道産のダイナミックなカニが好きですが、佐渡の良いのは小粒でもカニ味噌の甘さや身のキメの細かさが際立ちます。爪の先まで使い切ります。たくさん出るカラですら最高の出し汁にして無駄にはしません。同じカニが福井まで南下すれば高級松葉ガニです、バイクスのカニだって負けてませんが。
話が脱線、とにかくそのカニを掃除(つまりカラからほぐしてすぐに調理できるまで。)に時間がかかり、朝起きた瞬間からオープンまで休み無く。それからは届いた挽き肉でハンバーグをこねて、網脂で包むのにも時間がかかる。有り難い事に給料日前の月曜ですが、一日御来客があったのでまた休み無し。夕方からは甘辛味噌ソースやトマトソース煮込みに奔走。カーリングも日本は乗ってるし眠いなぁ。また明日もよろしくお願いいたします、おやすみなさーい。