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(2010-1-25)

Martina's Lyrics.

「夕闇が近付いてる。ママは見ないふりをしようとしてた、パパがまた酒を飲み始めたのを。でもパパはママの頬にアザを残したわ。 私はあの夏、8歳だった。何も出来なかった。ただ、何がフェアなのかを見ないようにしたわ、独立記念日に。小さな小さな街で世界は回ってた。街の人々はパパをとても危ない人だと囁いてた、話してた。でも皆、何も見えないふりをしたの。ママはそこに立ってそれを誇りにしてたの。でも彼女は知ってた。自分の人生を失くした事を。7月4日、私達の家は燃えてしまった。消防士達が来て窓枠を壊したわ。そして私は田舎の家を貰った。そして新しい名前も。時が過ぎ、あの頃知ってた人はいなくなった。…正しかったのか、間違っていたのか、今の私は断言出来ない。でも、あの道しか無かった事は分かる。あなたの革命を教えて。今日は独立記念日だから。 自由の鐘の音を鳴らして。白い鳩に歌を歌わせて。
世界中に知らせて、今日が清算の日だって事を。 弱さを強さに変えて。悪しきを正して。岩を退かして。罪には償いをさせて。今日はインディペンデンス・ディだから…。」(拙訳すみません)。 物語を歌にして語る、それは英語曲の日本語曲より遥かに優れている点だと僕は常々思っています。この人の歌にアメリカ国民が聞き惚れるのは、美人で上手いからだけではありません。
Martina McBride、マルティナ・マクブライド、45歳。クールなロックでも通用するようなクールなカントリーを円熟さと共に完璧な歌唱力で歌う。どの曲も深みに溢れていますが、彼女の人気曲「Independence Day」はことさらに。そして、こんなカッコいい人(それも女性!)と歌に巡り合う機会はそう何度もありません。なぜ日本で殆んど知られてないのか…。今、SugarLand(アメリカで熱狂的人気です。本当に本当にカッコいい。やっぱり女性シンガー、ジェニファー・ネトルズが。)と共に完璧にハマッています。地上の殆んどの歌(古代モノでも無ければ…。Jポップは不明です。)はWEBサイト「Lyrics Search」etcで調べられます。あと必要なのは英語辞書だけ。正直勉強不足で苦労してます。
1ページ目を飾るようなヒップホップよりもR&Bよりもオルタナ・ロックよりも、クールなのにハートに滲みる現代のカントリー(ジャンルはコンテンポラリー・カントリーです。)をぜひ知ってもらいたい…。
今週末も大変ありがとうございました、おやすみなさい!




(2010-1-23)

オレンジ・ライン。

一晩たったら あら真っ白…。朝食を早めに済ませ、寸暇を取らずに雪掻きに動き出します。
今日の雪はシャーベット。スノーダンプが前進せずに四苦八苦。パーキングのオレンジ・ラインがきれいに出るまで一生懸命に。とりあえずで敷地全てをきれいにしたら、厨房に戻り熱いコーヒーをすすりながら季節の地物柚子で柚子ジャムを作ってしまいます。これが好評の柚子アイスクリームの主原料です。




(2010-1-22)

冬の日。

冬の日の夕方、赤城高原SA(下り線側)のSA建物の後ろにある展望公園に行くと、なかなか面白い景色を見れます。 眼前に広がる群馬の山々、向かって左側は今まで自分が走り抜いて来た関東平野側。美しい夕陽に晒されて、山々が長い影を作り始めました。
向かって右側は群馬-新潟県境、三国山と新潟の連山。暖かな関東平野側と打って変わり夕陽は射さず、迫り流れる灰色の白い雪雲に包まれて暗い景色を見せています。 これを見る度にいつも、とても気が引き締まります。(自分の未来には、嵐が待ち受けているぞ…)的な気分がやって来ます。それは嫌いではありません。自分が鍛えられる感じ。生活の場、仕事の場に戻って行く前の通過儀式のような感じでもあります。新幹線では感じ得ない気分、見れない場所です。冬でも夏でも、だからクルマでの長距離移動が好きです。
また今日から宜しくお願い致します。