腹減って 作ってもらう ルミ・ライス!
オーダーとオーダーの合間、料理とデザートの合間を細かく見つけながら、冬季には貴重な風雨の無い明るい時間に丸太を刻み、短くした丸太に斧を思い切り振り降ろします。
水分がたっぷりある丸太に斧がブッ刺さると丸太は割れず、刃の刺さった線から一瞬水が湧き、かつ刃と木の摩擦熱でその水が瞬間沸騰し、丸太に細く黒い線が付きます。
こんな場合は刺さった斧を抜いて、この丸太をさらに無理に割ろうとせず、またしばらく乾燥させて割り頃を待ちます。
そしてもっと割り易い丸太を置いて、「ふんぬ」とか「チェストー」とか口走り薪作りを進めます。
今日はルミさんが特別に、ルミさん家のセレブライクなご馳走、「ホモソーセージ・ライス」賄いを作ってくれました。
ホモソーセージはいわゆる「魚肉ソーセージ」ですが、魚肉ソーセージの最高級ブランド (株)丸善(台東区上野)の魚肉ソーセージだけが名乗れる名前、それが「ホモソーセージ」です(原信様にて3本パック¥298、5本パック¥398のセレブ魚肉ソーセージ。原信アクシアル製や他社製はもっと安い)。
なぜ魚肉ソーセージが「ホモソーセージ」になるのか…原材料を全て見ても ホモに繋がる物は分からず。仕舞いには「いろいろ都合が良いサイズや硬さなのかな…」「そうなんですかね」と云う事にて安易に納得せざる得ませんでした(引き続き調査予定)。
セレブちっくなルミさんは、この(写真の)ホモソーセージ2分の1本、半熟目玉焼き1ヶ、白飯、キュウリ(今日はサラダで代用)に醤油とマヨネーズを掛け、さらにコーラを一緒に飲む食事が子供の時分から大人になった今でも「至上の喜び」と云うのを以前聞いたので、僕がホモソーセージを用意し、今日の賄いを作ってもらったのでした。
30年以上ぶりの魚肉ソーセージ…もう味も忘れていましたが…、本当に仄かに残る魚肉(たら、ホッケ、マグロ、その他)の風味(魚介、野菜、酵母のエキス)、クニャとした食感(植物性蛋白、澱粉、豚ゼラチン)、色素赤色106号の優しい色合い、常温長期保存可能な製造品質…醤油とマッチでグー、セレブ過ぎるる、うまい。道理で西川のお母様友達方が、ルミさんに「作って作ってー」とお願いする訳だ。
スタッフが作ってくれた賄いを有り難く頂き、かなり消費したカロリーと体力の回復に努めた15時過ぎでした。