ホットドッグ・メモリー。
(久しぶりにソーセージ作ろうかなぁ…)とぼんやり思ったその次に、(あぁ、アメリカのホットドッグ食べたいなぁ、ウチの手作りソーセージで作ったら美味しいだろうなぁ…)と思い始め、手元にあったパンとソーセージでホットドッグを作りました。変化球無しでアメリカの、を。
タマネギとピクルスをみじん切りにして、茹でてから焼いたソーセージを挟んだパンの間にそれらをたっぷりと持って、ケチャップ&マスタードをチューブから絞って出来上がり。 昔々、アメリカでの留学期間も終わりに近付いた頃、ジャーナリズム専攻と国語(英語)専攻で留学していた先輩達(空手の有段者で街で道場を開いていて、当時は鼻っ柱の強かった僕を可愛がってくれました。今は大活躍の国際ジャーナリストです。)と西海岸縦断のミニバンでのドライブ旅行に出掛けました。一度カリフォルニアまで南下し、ロスからシアトルまで北上しながら途中ネウ゛ァダ・ラスベガスに寄り道しカジノでスロットで勝ち、フーバーダムを見学とかしながら、毎日毎晩ドライブし、時にモーテル、時に先輩の昔のホスト・ファミリーのお家に寄せてもらい、時にオレゴンの大学の寮に客泊し、10日近くを旅して過ごしました。
途中、ガスを入れる為に寄る道々のガソリンスタンドには中にコンビニ並のスタンドがあり、空腹時にはそこで1本50セント、セルフサービスで作るホットドッグとコーラで間に合わせの軽食をよく取りました。ついマガジン・スタンドのHUSTLERやGENTをハニカミながら立ち読みするのは、ジューク、ハタチの元気な男のコならしょうがありません。そんな雰囲気で、スタンド前や車の中で被りつくホットドッグは安くて美味くて楽しくて…。 今日は急にそんなホットドッグを再現したくなり、いたスタッフに食べさせました。
意外とあるようで無いのがこんなオリジナルのホットドッグらしく、薫サンは「初めて!美味しい!」と言って喜んでくれました。
別段観光地には行きたくないけど、もう一度…また気ままにアメリカ中をドライブ旅行したいなぁ…(夢)。