ありがとうございました。
Christmas Eve、サイレント・ナイトが流れる夜、ロンドンの片隅。 新婚になったばかりの親友ピーターの妻ジュリエット(キーラ・ナイトレイ)を密かに想い続けて来たマークは、自分の想いをジュリエットにそっと伝える。 二人の新居から静かに去ったマークに走り寄ったジュリエットは、彼の頬を両手で寄せて黙って口づけをする。家に走り帰って行く彼女。
マークは歩き去りながら、一人「Enough...Enough now...」(充分だ…今は充分だ)と呟く。
大好きだから何度見ても面白いのか、面白いから何度見ても好きなのか分からないのですが、好きなシーンばかりの「Love Actually」の中でも最も好きなシーンが上記です。
X'masはきらきら輝く石のようなもので、全て過ぎ去ってしまうと何か幻だったような。これに大きな価値があると思う人達には素晴らしい時間ですし、「何がクリスマスだ、自分はクリスチャンじゃないんだ、関係あるか」と思う人にはただの騒がしい時期に感じるのだろうと思います。
勿論僕は前者ですから、毎年X'masを楽しみにしています。
そして今年もX'masが全て終わりました。あの感覚が夢だったようです。ですが、今日も多くの素敵なお二人にお越し頂いた事、ディナー・コースを精一杯作らせてもらえた事は確かな現実です。来年のX'masもX'mas Eveも、また皆様にお会い出来たらどれ程嬉しい事かと思います。
今年も、本当にありがとうございました!