南仏便り BikesCafe Diary

(2007-10-27)

やっぱり強いローズマリーは。

雨、降ったり止んだりでスッキリしない1日でしたが、ランチ、ディナーにお越し頂いたお客様皆様ありがとうございました!今日の売れ筋ランチは「自家製イクラと鮭ホグシのリングイネ、醤油バターソース」でしたが、途中でイクラの仕込みが間に合わ無くなっていたのが分かり、一旦ストップ致しました。明日も無いといけなかったので。申し訳ありませんでした。明日は大丈夫ですが、また月曜日にも多目に仕込みまーす。
写真は昨日焼いたローストビーフ。肉塊の上に載るのはローズマリーやタイム、オレガノです。タイムやオレガノは冬に向け徐々に葉を落として行きます。言わずもがなバジルは既に殆んど終わっています。ですがローズマリーだけは1年中元気です、本当にもう雪の中でも。有難いハーブなのです。バイクスのトマトソースに種類多くのハーブが入る季節は夏ですが、真冬のトマトソースであってもローズマリーだけはトマトソース(またはポモドーロ)に爽やかな香りをつけてくれるのです。勿論クリスマスのチキン料理にも欠かせない香草ですネ。滅多に栄養分などあげませが、良く考えれば勝手に元気でいてくれて頼りになる有難い相棒です。こういうハーブ類って、伊勢丹の地下とかで買うと小パックで結構高いんです。感謝しないと。
それでは今日もありがとうございました、おやすみなさいぃ!

(2007-10-27)

3度目の正直。

まだ出ちゃいませんが、今夜から設定した野菜だけで作るコース、旬菜ディナーコース(1800円)の最初の野菜タップリのスープにポテトニョッキを入れようと思い、ランチ後に作っていました。3度目にようやく、少し(分かった…)気がしました。初めてトライする料理は何でもそうですが、1度目は少な過ぎ、2度目は多過ぎ、3度目で丁度良く…という感じでいつも作るようになって来ます。ニョッキ…映画「マーサの幸せレシピ」オリジナル版でも、マーサが自分がトップシェフを務めるドイツのフレンチレストランに、雇われて来たイタリア人シェフのマリオがマーサの不在期間にニョッキをメニューに入れようとしてるのをマーサが知って、「ニョッキ?どうしてそんなのメニューにするのよ!私は作った事無いわ!」と言うとマリオが「僕のグランマのニョッキは本当に美味しいんだよ。結構むずかしいんだぜ。」というやり取りがとても印象に残っています。あの映画のあのシーンで、僕はマーサに親近感を感じました
(勝手に)。オリジナルは良い映画でした。やっぱりキャサリンジタジョーンズは美し過ぎて、シェフの現実感がありません。フィガロやマリクレで見る向こうの女性トップシェフは、化粧っ気は無いし髪はちょっとボサボサ(香料は絶対不要なので当たり前ですが。)が普通です、それが格好Eのですが。でもキャサリンジタも大好きです。さて、次はカボチャのニョッキ、セイジクリームが作りたい一品です。
さて、クリームソースのニョッキとトマトソースのニョッキを2種類作りましたが、スタッフガールズの好みは見事に2対2で別れました。軽めヘルシー志向はトマト。僕は濃い味好きなのでクリーム好みです。夜中にクリームソースを作りました。明日は何にトライしよう…。では、おやすみなさーい!

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