15時40分、オオヒシクイ狂乱。
青みがかった灰褐色の翼、クリーム色の丸い胴体、オレンジ色に近い黄色の両足、白鳥とほぼ同じ大きさの鴨(鳥)達が頭上を滑空していたら、それはオオヒシクイです。
例年佐潟には20〜30羽しか飛来しない、佐潟では珍しい渡りの鴨オオヒシクイですが、今冬(今日現在)は1300羽以上。連日どんどん飛来しています。
その理由は、本来は多数の飛来地である豊栄市の福島潟や近辺の瓢湖が東新潟の積雪が多い為、田んぼ跡での餌が少なくて雪の少ない西蒲区の湖沼や、昨年夏にヒシの実が大発生して冬もヒシが豊富にある佐潟に避難しているからです(佐潟湿地センター、Kさん談)。
バイクスのテラスで見ていますと、まるで白鳥よりも多いように見えます(実際は白鳥は7000羽近いので多数派は白鳥)。
火曜日の15時40分、目の前の空がオオヒシクイで埋め尽くされました(異様な多数のオオヒシクイが平野部から佐潟へ、佐潟から平野部へと3度も右往左往しました。今まで見た事の無い現象の余りの異様さに、スタッフ皆で恐怖を覚えたほど。プァッ、プァッやパピポピと鳴く白鳥とは違い、オオヒシクイはグァッ、グァッと濁音で鳴く)。 西新潟では珍しい光景です。こちらにお越しの際は、ぜひ少し頭上にも目をおやりしてみて下さい。新潟ってやはり素晴らしいです。
さて、今週もありがとうございました!
木曜日にオープンします、また来週もバイクス・カフェを宜しくお願い致します!