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(2006-6-1)

M:I:3

休日を利用して日帰り海外へ。お目当てはミッションインポシブル3です。ローマバチカン、ベルリン、LA、上海-。MIシリーズ最新作は原点回帰を果たしました。前作2がジョンウー監督が撮ったトムクル版男達の挽歌に成り下がっていたのに対し、3は「LOST」の新人監督JJエイブラハムスが、名匠ブライアンデパルマの1に敬意を表して撮っています。バチカンへの侵入シーンやLA海上での爆撃シーンはオマージュのようで、緊迫感に満ちて格調感ある映像でストーリーが展開。有り得ないワイヤーアクションの決闘シーンやバイクシーンはありません。2で少し肩透かしを感じたMI好きの方は存分に愉しめる作品、超オススメです。俳優陣もOK、ローレンスフィッシュバーン、フィリップSホフマン、ビリークラダップ。トムクルの決め顔の笑顔も食べられます(これは些か食傷気味)。新妻ケイティーホームズとの熱愛に浮かれ、ゲストで出たオペラウィンフリーShowでソファに飛び上
がり「ケイティ!ケイティケイティ!僕はこんなに愛しちゃってるんだ!」と手を握られたオペラをビビらせたり、熱心に信仰する新興宗教サイエントロジーを批判したメディアをインタビュー拒否で謝らせたりでアメリカでのトムクル人気は少し影が出たかな、と思ってましたが勘違い。この人はやはり超一級の名優でスター俳優です。才一、次世代イケメン俳優ジョナサンリースマイヤーズを目立たない脇役に感じさせられるのは今はトムクルかブラピ(この人も無垢な少年瞳で女性を見つめるのが決め顔デスネ)位では。7月8日全国ロードショーです、ぜひ。おやすみなさーい。