木の芽は無いか水曜日。
メニューに使いたいと思っている木の芽、つまり若い山椒の葉が欲しくてスーパーに尋ねるも、置いてません、との事です。八百屋サンにもオーダー出来ますが木の箱に入って高級品のみ。旅館じゃないのでそんなにたくさん使い切れない。何とか地元の方に頂ける手配は着いたものの、今の季節はまだ若い芽は生えてません。とりあえず山椒の苗木をフリーガーデナーのスコップさんに予約オーダーしましたが、出て来るのは4月頃らしいのです。ま、季節外の物を無理して使わないでよいか。
ジョージクルーニーのGQインタビューを読んで、さらにクルーニーファンが強まりました。昨夜の矢沢永吉特集でも感動。自分の信念を曲げたり隠せない人って、衝突や批判、障害も多いですが何と魅力的な事か。映画「シリアナ」撮影中に頭を超強くぶつける事故にあったクルーニー、鼻から髄液は流れ出る、背骨を支えるプレートを埋め込む手術を受ける、記憶障害に襲われる(医師から2年は療養してくれ、と言われて)。それでも映画を完成させ、オーシャンズ12のプロモツアーを回り、また「グッドナイト&グッドラック」を撮る(評価の高い作品です)。シリアナやグッドナイトのように良質でも大ヒットは望めないようなリベラルな作品を作らなくても充分にスターでいられる筈なのに、イラク戦争に反対表明したり表現の自由が規制されている現代アメリカに声を上げるクルーニー。「いつか未来になってさ、当時の戦争反対を叫んだ人達のリストに僕の名前が無い方が恥ずかしいと思うのさ。」、トムクルーズやブラピのような無難
なヒット作品選びも出来るスターなのに、本当に惚れます。
「グッドラック」は、フーバーの赤狩り時代にフーバーを批判して苦境に陥るも信念を曲げなかったニュースキャスター、エドマーローの人生の作品です。これはジョージクルーニーから、同じく表現自由の尊さを忘れず、歯に衣着せぬ報道で称賛もされ批判も浴び、家族に貧しい生活をさせざるを得なかった地方のニュースキャスターだったニール・クルーニー、つまり父親へのオマージュ映画でもあるそうです。
アメリカってのは、ビル・オライリーみたいなホワイトハウスお抱えみたいな戦争翼賛右翼ラジオアナもいるのに、クルーニーみたいな信念を持つ人もいる(オライリーはクルーニーやマイケルムーアの批判者)。やはり魅力の深い国です。
いやいや、長ったらしい話になりました。おやすみなさい…。