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(2014-11-3)

朝紅葉。

気持ちの良い陽光が照らしていると思うと、いつの間にか薄く曇ったり小雨がパラついたり、また陽光が射したり…と、くるくると変わる天気。
(これなら大きく崩れないかな)と、少し安心しながらストーブに薪を積み直します。
朝の陽光が角田山の紅葉を、一層鮮やかに見せています。
今日も宜しくお願い致します。




(2014-11-3)

熊の師。

羆(ひぐま)、グリズリー、内陸性灰色熊…、北海道で討たれた最大の個体は500kgを越える。性格は本州の月ノ輪熊に対して、固定観念的に「攻撃的」と言われる。 だが果たして本当にそうだろうか…。 羆と月ノ輪熊の両種の過去から現在の襲撃事故を良く良く学んでみた後で、僕は「月ノ輪熊の性格は羆より攻撃的で危険である」と結論している。
各地のマタギや山村集落の話を調べても、かなり「人間への食害」が月ノ輪熊でもある事が伝えられている。
ともかく、僕が村上の山で独りで熊追いに入る時、その事は頭から忘れずに怯えながら(警戒しながら)行動している。
長野の宮崎先生、広島の米田先生、北海道の間崎先生、同じく北海道の岩井氏など、ベアカントリーの只中で研究活動と行動をしている素晴らしい先達の中でも、単身、知床の深い山奥に分け入りビバークしながら、長期に渡り羆を追跡し、きっちりと撃ち取る「久保俊治」氏の自伝著書「羆撃ち(くまうち)」は、何回読み直しているか忘れた、震えるような冒険実録である。他にも秋田マタギの記録もとても勉強になるが、マタギは秘密主義も多い。
「羆撃ち」…これを読み直し読み直しマーカーし、季節ごとの熊の行動や熊痕、野生の中での気配の察し方、自分の身の処仕方等を教わっている。凄い本であり、久保さんは壮絶な方だ。今夜のTBS「情熱大陸」は、そんな久保さんに密着取材し、現在の北海道の羆の性質の変わり様(食料が山野に豊富にあり大型化したのに、昔の羆より警戒心が無くなり、行動が雑になり、人間に注意しなくなった為、危険な干渉が増えている)や、羆を撃ち取るまでを記録した稀有なルポだった。
大尊敬している、現存されている最後のMountain Manなので、感動で小さく震えながらじっくり鑑賞した。
あぁ早く山に行きたい…。
日曜日も本当にありがとうございました!。
おやすみなさい。




(2014-11-2)

バジル唐揚げジャ。