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(2012-4-11)

恵みの雨。

建物のペンキを紙ヤスリのように削ぎ落とし、時に建造物を破壊し、独特の埃っぽさを匂わせ、どんな極小の隙間からも店内や車内に入りこむ微細な砂を私達に容赦なく叩きつける砂嵐が続いた1週間が終わり、乾いた地を潤す雨に恵まれた水曜日になりました。 今週も1週間 御愛顧頂きありがとうございました。 これから本当の潤いある春が到来する事を心から望んでいます。
次回は金曜日にオープン致します、またこの週末も宜しくお願い致します。
ありがとうございました!




(2012-4-10)

カレー パッキング。

1日掛けて作ったカレーを、1晩掛けて冷まします。
今朝はまずそのパッキングから始まります。
あぁ ようやく春めいて来たから、いよいよ春らしい季節カレーを考えないとなぁ。思い浮かばん…。




(2012-4-10)

Ganis Hodophilax.

今もまだ、深い山の中での目撃の報告が絶えない「日本狼」(最新の目撃証言は昨年末、山梨甲武信岳付近)。新潟出身、埼玉在住の八木博氏が偶然に奥秩父山中の林道で撮った最新(1996、10月)の写真がこれだ。Ganis Hodophilax、大口真神(大きな口の真の神…オオカミの語源)、そして日本狼。
目撃した誰もが忘れられなくなる長く鋭い牙、鋭い眼光、顎まで深く分かれた口元、頭頂から尾の裏まで生え揃う黒いたてがみと艶々とした毛並み、「1頭で鹿も猪もねじ倒す」と言われるみっちりと太い筋肉の首とシャープな頭、異様に強く発達した後下肢と太い前肢、鋭く切れ込んだ腹部、深い山中での突然の邂逅に1歩も動けずにいる人間のすぐ横を振り向きもせずに悠然と歩き去る大胆…、かつて狼を見た事のある古老の証言や現在の他の目撃者の証言、古から神社や山塊の地方の家に伝わる「真神」「山犬」「神獣」の伝承絵の特徴と全てが一致する獣の接近写真を、八木さんは撮られた。かねて日本狼など見た事の無い目撃者の全てに「あれは犬などでは絶対に無い」と言わせる神々しさ。興味の無い人達には「もう絶滅したんでしょ」と思われ続ける、日本の自然、野生の頂点。真のプレデター。
全ての犬の源流にして、犬の究極の進化の姿、日本狼。子供の時から心を掴んで離さない。
新潟、山形、秋田の背骨と連なる山脈の深くにも、まだ必ずいるはずだ(…新潟山形秋田を貫く飯豊山系の広大さは、東京西部から埼玉北部山梨までに広がる奥秩父多摩国定公園の広さの比では無い。獲物となる動物も多い。ただ東北の山系の方が、東京埼玉山梨の山系より入山者が圧倒的に少ないのでそれだけ目撃者が少ないのだろう。仮に目撃されていても、動物に興味無い人にはただの野犬としか認識されていないケースも多々あるだろう。ダイヤとガラスの違いを一瞬で判断出来る人は少ない)。