bikescafe.jp

(2008-3-8)

土曜の朝は。

土曜の朝は、少しせわしない。大きな仕込みは昨日までに済ませますが、野菜や肉類で足りなくなるものが無いようにカットしたり、今週最後の野菜納品なので多目に有ったりで。そうしながら薪ストーブの灰カスを掃除して新しい薪を積んだり、朝食と賄いの準備も同時に。わくわくする土曜日の始まりだ。




(2008-3-8)

ZUNI cafeで。

もし、いつか僕に再びアメリカを自由に旅するあらゆる余裕が出来たなら、ぜひとも訪ねてみたいカフェ又はレストランが西海岸にも東海岸にも中西部のビーフ地帯にもいくつもあります。その筆頭の1つはサンフランシスコの「ズーニーカフェ」。伝説の女性シェフ、アリス・ウォーターズ直系の女性シェフが作り出すナチュラル感一杯のあらゆる料理に非常に強い憧れています。そのズーニーカフェの人気メニューが「ズーニーローストチキンとハーブのサラダ」。エル・ア・ターブルによればズーニーを訪れたお客様がほとんどオーダーする程の人気メニューです。一晩マリネした骨付き鶏モモをオーブンでカリッとグリルして、クセのありそうなそれだからこそ美味しそうなハーブサラダにクルトンを混ぜて、無造作にローストチキンを置いた…という料理です。それを見た一昨年から、(あぁ、これを何とかバイクス風に仕上げたいなぁ。感覚としては主食と副食のどちらも併せもつ満腹感の料理として…)と思っていましたが、怠けたり忘れたりでやらず仕舞いになって
おりました。今月20日からの「スプリングディナー」の前菜に必ず入れるぞ…と強く決意した今月最初。頭の中で幾度か手順、完成時の味の組み合わせをイメージしていたので、今日のランチの合間にコツコツと材料を仕込み、ランチの終わった3時に一気に作りました。それが写真の「バイクス&ズーニーサラダ」(勝手にズーニーのお名前をお借りしてゴメンなさい、ローリーさん!)。薄くマーガリンを塗ったバゲットスライス通称バゲスラをオリーブオイルで表面焼いて、次にトースターで内部の水分飛ばしてコロにカット。同じフライパンで食べやすいように骨の無い鶏モモを塩胡椒してバターでカリッと焼いてコロにカット、甘いオレンジは皮を削いだらカルチェに数切れカット。それらをボールに入れたら地物野菜が入ってるサラダも入れて、シーザードレと塩胡椒オリーブオイルでサックリ和えて。お皿に盛ったらサクサクの麦芽クランチをかけて、パルメジャノチーズパウダーも薄くかけ、またシーザードレをかけて「いただきます!」と薫サン
あやチャンが味見役。イメージ通りに出来ていたらしく、パンとコーヒーと一緒に食べた二人は「美味しいっ、充分主食になるー。」とサクサク食べていました。まぁ、ヨシ。あと幾つか細かい修正すればより良くなるな…と僕も頂きます。主食寄りにするか副食寄りにするかは、チキンとクルトンの量で変えれば良いと思います。別にシーザードレじゃなくてもいいと思いますし、今週末、御家族と、または彼と彼女と友達とご一緒に作れば楽しい土曜日になるかなぁっ、と。チキショー、僕もこういうの一緒に笑いながら作れる人が欲しいなぁ!川チャン頼んだゼ!




(2008-3-7)

食パンのかほり。

三寒四温で徐々に春が完全なものになって来ている松野尾。同時に春は、春の砂嵐の季節でもありますから油断してもいられません。窓をすぐに閉める心構えも必要に。
サラダは出来てる、スープも煮えた。最後にパンも焼き上がった。焦げたような良い香りがカウンターに漂います。