雪の桜坂。
本日お越し下さいましたお客様皆様、どうもありがとうございました!カップル様や女性お二人様が多い日曜日でした。
さてさて、東京が雪化粧。ゴッツンコやスッテンコが多発してるようですが、普段灰色の街が一時でも純白になるのはきれいな絵です。僕が子供の頃は東京でも1冬に1、2度はしっかりした積雪の日があった事を記憶してます。小学校、中学校とかなりの雪の中でみんなでキャッキャッ騒いで雪合戦しました。今やヒートアイランドの23区目黒でもです。22歳の時点で多摩でも、20センチ位積雪した冬がありました。偶然に土曜日か日曜日だったので、これ幸いとスノーボードを着けて自分の街を滑り始めました。当時の住宅街は、山の上に造成された街でしたのでバカにならない斜面が幾つかあったのです(山の中の公園含む)。特に春は桜で有名な坂があって、そこを上から下まで滑りました。勿論スキー場のゲレンデのようには行きませんが、朝から喜んで半日滑っていた思い出があります。ブルドッグの悠太もあの雪には大喜びでした。すれ違う車の人が目を丸くしていました。この時、板はバートンのAir52でした。テリエ、ジェフ
・ブラッシー、ブライアン・イグチ、ジェイミー・リン、ノア・サラスネック、パーマー、ジョン・カーディエル、クリス・ローチ…あの時代のライダーは今より人間に近くてワルでカッコ良かったなぁ、なんて言うかカッコいい不良っぽい先輩のようなイメージで。当時東京から通った山は湯沢の「ファースト石打」と水上の「天神平」が主でした。特にファーストは思い出のスキー場で(現在は閉鎖しましたよネ?)、いつも定宿にしてた民宿がゲレンデ内にあって、そちらの御家族に優しくしてもらいました。金曜の仕事が終わった最終の新幹線でチョコチョコ通ったからでしょう。あの時代、ファーストは湯沢地区のスノーボードのメッカでしたしハーフパイプ(今の基準で言えば、チョッと浅くパイプ状に掘れてる…という位のモノ。)も常設されていたので、当時のブッ飛ぶ上手いライダー達が沢山いました。キッカーではアマチュア達がフロントフリップやバックフリップを派手にメイクしてくれて、サイドに座って喜んで拍手してました。まだ湯沢でも幾つかの
スキー場だけがスノーボードを滑走可能としていたので、ボーダー達が来れるスキー場は決まっていたのです。あの頃のライダーのレベルから見たら、現代のプロライダーのレベルは完全に宇宙人レベルです。スノーボードだけでなくスキーやスケートボードやMTBやモトXやBMXを巻き込みながら、これらXスポーツは凄まじい進化を遂げて来たのです。「飛ぶ」というのは、想像以上に厳しく、勇気を必要とし、バランスを崩し、着地の難しい運動です。僕は何度も頭を打って、今のように「イタい」頭になってしまいました、コケなきゃ良かった…。
あぁ、気付けば今冬ももう2月。休日もナンヤカヤと理由をつけて雪山に行ってない。ていうかスタッドレスすら買ってない忘れてました。次の休みも仕事絡みで万代だしなぁ。また湯沢に戻り鯛。おやすみなさい!