bikescafe.jp

(2012-1-19)

ソウと小枝。

この3年の厳しい冬は、もはや地球が活発な太陽活動による中温暖期を過ぎ、小氷河期に突入した事をまざまざと実感させるものでした。今後しばらく、(雪の無い冬が恋しい)と思うようになるでしょう。
夏の熱さだけを見ればあれはヒートアイランド現象によるもの。2050年までに地球の人口の3分の2は都市に移住、生活するようになるというドイツの情報研究所の発表がありましたが、夏の都市部の熱さは小氷河期においても一層増すでしょう。
僕個人的な対策はやはり冬に向かっています。3年前から、厳しい冬に対峙するには…雪との戦いには機材を味方にしなければ苦しいと思い、折を見て各種の用具を揃えています。理想の最後の2つは家庭用除雪機と緊急用自家発電システムの構築です。これはまだお財布の寒さにより出来そうもありませんが。
料理の合間にレシプロ・ソウを片腕に、銀杏の木を刻む日が続きそうです。




(2012-1-18)

Make the Firewood.

昨日は画期的な日だった。
バイクス前にある銀杏畑の農家の御夫妻から、「間伐した銀杏の木や枝を、好きなだけ持っていって良いよ。」と言ってもらえたのだ。
御主人が昨年切った分だけで、優にバイクスの1、5冬分はある。今切られている新しい分も含めたらかなりの量だ。
銀杏の木はそれほど太くないので、これだけを薪として使うには足りないが、それでも本当に大助かりだ。有難い。昨日は切ったばかりの長い枝を数十本バイクス敷地に引き摺って持ち帰り、夕方と夜に短く刻んだ。えらく冷たい中していたので、今朝少し頭痛がしたが、これからの冬の薪の心配がかなり無くなったと思えるのは気分が良い。
薪ストーブの所有者にとって、毎年の薪の手配というのは離れられない気苦労、義務のようなものだ。ある冬、薪が順調に入手出来ずに、使わなくなった方も知っている。だから、多少細い枝があったとしても(細い枝は枝で小薪に使える)、永久的に薪が「目の前から」自由に持って来れる(農家さんは畑に殆んどいないので、僕らが手が空いた時いつでも持っていって良いよという話になった)というのは薪ストーブ所有者にとっては本当に有難い事なのだ。
それに薪作りは男向きの大変な肉体労働だが、嫌いな作業じゃない。
丸太をもらい、レシプロソウで枝払いし、チェーンソウで切り刻み、斧で割り、薪を積み、幾つかは鉈で細かく割って小薪にする。雪舞う中独り黙って数時間集中して中腰で作業し、終わると全身が使われた事を実感する。とても疲れるが、自分が鍛えられたと思える。目の前には薪の小山がある。しばらく乾燥させてまだ続く寒い冬に燃やすのだ。バイクスを暖め、寒い中お越し下さったお客様も温かくするのだ。オープン以来、もう何度も「やっぱり炎って良いですねぇ」と言われて来た。それをいつまでも続ける為に、寒いなか汗と鼻水を垂らして薪を準備するのだ。

今週も本当にありがとうございました。また木曜日にオープンしますので宜しくお願い致します!




(2012-1-17)

朝ハンバーグ作り。

冷蔵庫から出したばかりの冷たい3キロの挽き肉とタネからなるハンバーグの生地に手を突っ込み良く混ぜていると、手が痛くなり身体が強張り始めます。
良く混ざり始めると、肉汁がタップリの見るからに旨そうな生地が出来てきます。
これからそれを1個ずつ計量しながら成型し、丁寧に網脂で包んで行き完成します。賄いで色々な料理を作っても、セコい私が絶対に賄いでは使わない1個です。