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(2010-6-7)

花園。

僕の高校は新宿の真ん中にあって歌舞伎町の隣だったから、コマ劇まで歩いて15分、走って7分だった。東京屈指の筋肉主義かつ強いワルの集まる高校だったので、どこの高校にもヤーさん達にもイジメられる事はなかった。先生達はもっと強かったからだ。そしてその教え子達が各方面にいたからだ。
そんなで、アジア最大の猥雑な歓楽街を集団で走り抜け、花園神社にはよく体育の授業でランニングに行き、その石畳の参道でスクワットや腕立てをさせられていた。大久保や歌舞伎町の中をダサいジャージで走らされるのは恥ずかしかったが、花園神社まで来れば人目には着かないから皆リラックスしていた。 先日、「新宿インシデント」(ジャッキー・チェン主演、竹中直人共演のヤクザ映画。)を見ていたら当の花園神社で、日本のヤクザ集団とジャッキー率いる中国人集団が対面しメンチ切り合うシーンがあり、懐かしい感覚になっていた。
この映画の背景になっている、まさにあの時代にあの場所でハイスクール・ボーイをしていた訳です。高校の近くでよく発砲があったあの時代。
今、僕の見る花園はバイクスの花園。あそこと比べて、今朝もなんてきれいなのだ。緑はいいです。




(2010-6-6)

かぼちゃみたい。

リストするのも大変なほど連日映画を見ています。仕事してないか外遊びしてない以外の時間殆んど。一昨日夜、昨夜と「恋はかけひきの始まり」(ジョージ・クルーニー監督、主演。共演レニー・ゼルウィガー。)と「ゴーン、ベイビー、ゴーン」(ベン・アフレック監督、脚本。ケイシー・アフレック主演、共演ミシェル・モナハン、エド・ハリス、モーガン・フリーマン。)を見ました。意外。ジョージ・クルーニーは余り監督の才能は無い事を発見。余りに凡庸で古めかしい作品で終始。この現代に2時間も凡庸な作品を作るのは罪な気が…。アクターとしてはあんなに才能が凄いのに…。ギターを爪弾きながら見終わりました。
反してベン・アフレックの作品。犯罪者の幼い可愛い女の子の誘拐を探る探偵夫婦の活躍の、実に見応えあってラストは胸に染みる快作クライム・サスペンス。これ実に意外。天才肌の弟のケイシーに対してベン・アフレックの演技を見続けていて「ベン・アフレックは良いアクターだ」と思う人は殆んど皆無だと思いますが、初監督作とは思えぬ高い完成度です。アクターとしての才能を遥かに凌ぐ監督の才能です。
こうして考えると、監督としても役者としても素晴らしいクリント・イーストウッドやショーン・ペンてもの凄いなぁ、と。ベン・アフレックも悪くないぞ、と。

仕事はしてますが、最近は映画にのめりこむ毎夜です。
強い陽射しがいたい…。




(2010-6-4)

クロ竹と豚肉のオイスターソース

先日、睡眠障害持ちの美女友の「眠らず姫」Aチャンと夜飯を食べていた時に「お母さんからリョウチャンにお土産ー、って。」と、お庭で採れるという(!)小さな竹の子を頂き、帰って来て賄い用に料理しました。 手持ちの豚ロースと野菜を合わせてオイスターソースで炒めました。いやいや、旨い。 6年お店をやってても、今だに初めて食べたり頂く種類の野菜がある、ってのは新鮮です。 地元の方や友人達に感謝せねバ。
さてさて、6月はパスタをガラッと変えたいなぁ!。