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(2010-3-5)

ズワイから。

「おりたん ニイニいる ? 」でスタートする東京のオリウ゛ィから新潟への電話。 受話器の近くでギターの音を鳴らして聴かせてから「オリ、今度ひく?」と訊いたら「んっ」と答えます。「うん」という意味です。
そうしていたら佐渡のズワイガニが届きました。まだゆっくり脚を動かしています。さて、ボイルして仕込みをスタートしましょう。




(2010-3-4)

Let's Get It On.

特製大判カツカレー。今まで賄いでしか出していなかったこのカレーを3月の季節のカレーで作ります。僕らの好きな一つです。
映画「ハイ フィデリティ」のラストシーン。中古レコード屋の変人(変態と言ってもよい。)スタッフ、バリー(メタボ気味のジャック・ブラック。)がライブを披露するのですが、ライブ主催者の主人公ロブはバリーがキンキンのジャーマン・テクノかゴリゴリのデスメタルを演奏するのだろうからお客サンが非難豪々になるのを恐れて、「バリー!ライブに出るのはやめろ!」とギリギリまで説き伏せようとしていました。
ところがライブの夜当日、予想に外れて洒落たジャケットを着てステージに上がったバリーはマイクを握りお客サンに言います。「今ロブに、バンド名をソニック・デス・モンキーと紹介されたけど、バンド名は変わったんだ。候補はキャスリン・ターナー・オーウ゛ァードライブ。でも今夜は、バリー・ジャイウ゛&アップタウン・ファイブ」…と言って始まった曲はマーウ゛ィン・ ゲイのとってもメロウなR&Bヒット・ラブソング「Let's Get It On」でした。意外なナンバーに聴衆は大喜びです。「レッツゲッティオ-ン…燃えよう、二人で。熱く。愛し合おう、シュガー…」とジャジーにライブ会場はとってもイイ雰囲気。。
「ハイ・フィデリティ」が賞なんかは無冠でも、長く映画ファンに愛されているのは作品自体面白いのも勿論ですが、このラストで皆(ガーン…すげぇイイ!)と新鮮なショックを受けるからだと思います。
どうしてなのかウチで「カツカレー」をゆったり食べていると、この「Let's Get It On」が流れて欲しいな、と思ったり頭の中で流れているような感じになります。勿論今もそれをヘッドフォンでリピートして聴きながら字を打っています。
女性向けのカレーじゃないかもしれませんが、こんな一品も宜しくお願いします。おやすみなさい!




(2010-3-4)

CUT。

休み明けの朝は、お料理の仕込みもありますが基本は各種野菜のカットから済ませて行きます。届いた長葱をきれいにして、青い頭を小さく輪切りに。レタスやサニーは新聞紙に包み代えて。
富山のスルメイカが新鮮で甘くて美味しそう。
晴れた暖かい朝は、包丁も軽やかに滑ります。