Luna And Venus.
PM18:15、鋭い弓のような三日月が強く輝く金星を左下手に従えて、角田山の右上空をゆっくりと下降しています。まだ下界は青い夕闇。月は女神ルナ、金星も女神ヴィーナス。2つの女性神格の惑星が輝く今夜は、なにか神聖な…秘密めいた夜気に満ちた夜でした。
地球の24時間は金星の243日に相当します。つまり金星が自転(1周)するのには5832時間掛かる、ゆっくり自転する惑星な訳です。その上、地球より太陽に近く、地球のようにプラズマ圏やヴァン・アレン帯や磁気圏や大気のような多重バリアーが無いのです。日の出から日没までが地球時間で117日。表面温度は470度の灼熱になる訳ですね。金星の最高峰は11,000mのMt.マックスウェル。勿論雪も積もりません。
同じく、地球では古代から最近の現代まで(キリスト教を含む他の4大宗教に邪教として殲滅させられるまで)、古代異教の女神として崇拝されていた神にディアーナがいます。ディアーナは別の呼び名をダイアナ。ディアーナを崇拝していたトロイ(現・トリポリ@リビア)から発祥したメロヴィング族は小アジアからヨーロッパに民族移動をし、フランスにて時を経てメロヴィング朝を開きます。メロヴィング一族は女神ディアーナに人間を生贄としてある地下空間で捧げていました。その場所は今はポン・デラルマ・トンネルとして世界中に知られています。ただし、メロヴィング一族が人間を生贄として犠牲にしていた場所としてではなく、1997年8月31日(日)未明にリッツホテル側入り口から数えて13番目の柱に自動車で激突した、ダイアナ妃が犠牲になった場所としてです。星座の黄道12宮には実は他に意図的に隠された星座が1つあります。「蛇使い座」がそれです。12と13は古代から現代まで、重要なイベントを催したり、人数や階級を表すのに決定されて来たナンバーです。本当は数字や色そのものに吉も不吉もありません。どのように使うか、知らしめるかでどちらかのパワーを持ち始めます。ダイアナ妃は本来この事故(…と言って良いのか…)の数日後に、英王室ウィンザー家に関わる重大な…信じ難い程に危険な…内容を独断で発表する予定でした。虫の息ではあったダイアナ妃が、2時間以上も潰れた車中に意図的に放置され、パリ中の名医が手を差し伸べては行けないという密命が、ある勢力から彼らに下っていたのは偶然ではありません。世界で起きる重要なイベントに偶然などはありません(、ただの民衆にはそう思わせているのだ…F・ルーズベルト言)。あの事故は、あの場所、あの人、13番目の柱で無ければ行けない…と決めていた者達がいました。
紀元前約6000年の古代シュメール文明時からAD2011年の今日まで、密かに綿々と宇宙の知識や知恵、地上の教義が続いているなんて(その殆んどが奪われ、隠され、失われたが)…と、月と金星の英名を思いながら2つの惑星を眺めた夕方、春の近来を感じさせる、星の美しい夜でした。