bikescafe.jp

(2010-6-9)

今週もありがとうございました。

今週も1週間ありがとうございました。
次は金曜日にオープン致します。角田浜から越前の丘を越えて吹いて来る、爽やかな風を受けながらのランチにぜひいらして下さい。
梅雨前までの楽しみです。
それでは、来週もまた御愛顧のほど宜しくお願い致します!




(2010-6-8)

緑の壁。

今年は本当に新緑の季節が長いです。いつまでもテラスの先の銀杏畑やその生け垣や、角田山の森が青葉のままで目に嬉しい。
天候不順が災いして野菜は高値の日が多く、食材原価率を押し上げていますが、こればかりはしょうがありませんね…オテント様には敵わないです。
肉待ちのハンバーグを捏ね始める朝です。




(2010-6-8)

バイエルンの青い空を飛ぶプロペラ。

そのオリエンタル・ブルーのBMWツーリング(ワゴン)を、さる新潟市内の会社社長サンが乗っていた時から(カッコイイ車だなぁ…)と思っていた。当時はまだ現行タイプだった。 その方とはバイクス前から御縁があり、たまにご自宅に伺うと、半地下のガレージに納まっているのを見る度にそう思っていた。
バイクスをオープンして約2年した頃、その社長サンがバイクスに来た時に「次はベンツのワゴンにするから、BMは手放す。大切にしてくれる人に乗って欲しいし、エツジ君、乗らない?」と言われ、ゼロからやって来た自分へのご褒美と、人の縁も感じたし全く躊躇は無く、間も無くそのBMWは僕の愛車となった。 本来僕は趣味の山遊びがら4WDとワゴンばかり選んでいたけど、バイクスをしてからは勤め人のように遊びに行けなくなっていたし、昔のように怪我も出来ない、したくないしで山に行く時間は減っていたのでFRドライブでも良かった。
関越道で東京に帰る事も多かったので、むしろ高速性能が欲しかった。200オーバー巡航をすれば、車の能力は隠しようが無い。本質が出る。 この車に乗ってすぐに、(ドイツ車は日本車とは全く違う)と体感した。簡単に言えば、日本選手権をステージに戦うトップ大学の陸上部選手と、その辺の中学の普通の陸上部のコの違いのように違った。いや…それ以上に違うか…。 その後少しして、僕はボロボロの失恋をして「ドイツの精密機械」Bから離れ、また4WDで「緩い癒しのイギリス執事」レンジ・ローバー2ndに乗る。その後また失恋をして「ラテンのアゲアゲ」プジョー306CC(イタリアの名門カロッツェリア、ピニンファリーナ社謹製のクーペ・カブリオレ。つまりフランス+イタリア。)に乗る。僕は失恋すると、とにかく車に泣き付くダメ人間だ。もう財布は薄っぺら。当のBはオフクロが乗り、次に妹に行った。ウチはとても物持ちが良いのだ…貧乏気味とも言う。 そのBが、回り回ってまた僕に戻って来た。タイヤはミシュ、ホイールはロンデルに換装、サスもブーメランもETCも新調で体調も好調。燃費も良いし2Lで税金も安いしで、まだまだ乗り続けたいのだが敷地にもう置き場が無い(涙)。いい車で格安なのに欲しがる知人も出ないタイミング。迷ったが手放さなきゃ行けない。 このBのメンテを一手にお願いしていた、Bに強いファクトリーさんに引き取ってもらう事になりそうだ。
今日そちらの社長から「ウチのお客さんで見たいって人いるっけ、一度見せてあげてよー」と電話があってから急に寂しくなって来た。 置き場さえあれば大切にしておきたい。それこそ本当のエコでもある。既に生産された車を大切に乗る方が、プリウス1台生産するより石油消費量は5000分の1、二酸化炭素発生もほぼ同じ量だけ減らせるのだ。だからドイツでは古い車ほど税金が安いのに、日本は逆にして買い換え促進なのが腹立たし。 高速を矢のように走り、僕を東京まで安全に送ってくれた愛しいBと、もうじきさようならだ。 いつになく寂しいものである。カッコイイのになぁ、B…。