bikescafe.jp

(2007-6-14)

気圧の谷間に。

僕の経緯を知る人達や師匠等は、僕を「人間気圧計だな…。」と呼ぶ事があります。気圧が大きく変化する時、体調の辛さ計はMAXに。体内を切り刻まれた人間にはよくある現象です。新潟では春から初夏へ、晩秋から冬へ移行する時季が最も要注意、ウォーニング、デンジャラス。今がまさにそうでした。加えて有難い事に5月6月と毎年更新の忙しさであったり、ニューフェイス文チャンの学習期間だったりでナカナカに体調復調がズレこんで来てました。
本当は今日も川チャンとパワーランチや話題のスーパーバイオレンスアクション映画「300」観たり、お客様のお店に顔出ししたりしたかったのですが、(必要事以外は休めよ…)と髪の声がするので昼過ぎまで強制的に寝ていました。明日夜から土曜夜にかけてコースのお客様の御予約もあり、仕込みが多々あるのも確実でしたから。
3時に市内に出発だドライブだ。ワゴンのリアが沈む位、公用私用の買い物を済ませて、祖母のマンションで二人で夕食です。食後のデザートにケーキ屋サンで、「白根の白桃のブリュレ」を買って行きました。ブリュレに大粒の白桃が入ったカップです。お蕎麦膳は半分位残してましたが、白桃ブリュレは「美味しい美味しい」と言って完食。やはり女性は甘いのは別デスネ。僕もプリンアラモードで糖分チャージ。帰宅して少し明日の準備したりシャワー浴びたりで早寝します。だーいぶ元気になりました!おやすみなさーい…knknズワイガニ。




(2007-6-13)

いよいよ鮑。

昨日の時間をかけた鮑捌きは今日の為。いよいよ「鮑と空豆、ベーコンのバジルクリームソースのパスタ。」をメニューにアップしました。ズワイガニパスタより高価なので、最初はさほど出ないだろうと思っていましたが、オープン間も無く結構なオーダーを頂き、感謝と共に(分かって頂けた…)と安堵しました。理由のある値段です、だからリーズナブルなのです。ありがとうございました(まだ始まったばかりだろ!)。
薄くは無いフレッシュクリームにしっかりと塩胡椒、上質なバジルペーストを豊富に用いて夏らしい風味のバジルクリームを作ったら、鮑の肝をミキサーにかけてシノワでこしてワインで煮詰めた肝ソースをスプーン一杯、ソースに溶きます。誰もに好まれるバジルクリームソースが、野趣溢れる潮の風味がほのかに感じられるソースに変化する瞬間です。具のほうで大切なのは空豆を極力潰れないように炒める事。空豆はペーストになると結構クセがありますから。仕上げに鮑、お刺身で食べれる鮑は薄くスライスしてあります。パスタの余熱でホンノリ火を通してお食べ頂けたら、こちらの理想です。
鮑、殻以外は全てお皿の中に盛り込んでいます。タコとアスパラガスのパスタも入って、僕の気分も夏に近くなって来ました。もう少ししたら初夏鯵のグリル、ピラミッドソルトのパスタが仲間入り(の予定。)します。鍋を振ってる時が一番ピュアになれます(それ以外は濁ってる?)。その他の雑事が頭から吹っ飛ぶので、好きな瞬間です。大変なのは分かってるのに…おやすみなさい!。




(2007-6-12)

可鈴、コリアンダー。

強い陽射し、そよぐ風の中でコリアンダーが可愛げな小さな白い花を揺らされています。コリアンダーは余りバイクスのお客様に好まれるハーブではありません。一般的には「亀虫みたいな…」と言われてしまう風味のする、アジアのハーブです。僕はコリアンダーが好き、美味しいと思います。だから植えました、今は自生してくれます。刻んでドレッシングに入れたりサラダに混ぜるのが好きです。毎回残されるので入れてませんが。口の中に涼しさの残る小さなハーブです。今日も熱くなるなぁ。