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(2006-5-13)

チャイブを苅ります。

しばらく何もしなかった内にチャイブに紫色の葱の花が咲いてました。放っておくと養分を花に摂られてしまうので、朝の仕込みを終え窓ガラスを磨いたら花の咲いたチャイブを刈ります。外は淡い晴れですが、内陸からの風が結構強い。テラスの傘はまだ出さないようにしよう。花咲きチャイブはちょっと硬い。細かく刻んでエビ玉の具に使います。今朝も角田山が美しい。




(2006-5-13)

暖かな春の夜を走る。

連休明け、金曜日。ゴールデンウィーク明けの週ですし、さほど忙しくはならなくてもしょうがないなぁ、と思っていましたが、さにあらず。淡い青空の下に角田山と銀杏畑のパステルグリーン色の新緑は、冬の白銀の角田山と並び1年で最も美しい季節の情景です。オープンから数分して店内のテーブルは埋まり始め、テラスをご希望されるお客様で2つあるテーブルは埋まります。その後のお客様は、しばしカウンターに座ってお待ち頂きます。今日1番オーダーがあったのはハマグリのパスタだったでしょうか、それか八宝菜飯でした。
ランチを終え、明日の為の仕込みに奔走。一息つけたら夜のお客様がお見えです。ほとんどのお客様が5月ディナー(コマチディナー)のオーダーです。ズワイガニが無くなります、明日やらなきゃ。
軽い夕食を終え、もののけ姫に気を盗られたのを振り切り、春の夜の農道へラン。
おとといの二子玉川から今夜の松野尾へ。グッチもトッズもブルガリもティファニーも、辻口サンのパティスリーもここには無い。その代わりに、僕の回りには澄んだ夜の冷気と広い星空が満ちています。一度壊すと手に入れられないもの。




(2006-5-12)

春眠暁を覚えず、の朝の巻。

もはや外だけ見れば、春というより初夏なのであります。昨夜よく寝たというのに眠い目をこすり、仕込みを始めます。いつもの仕事を手早く済ませたらトマトソースと杏仁豆腐を作ります。アサリとホタルイカもやって来た。テラスに傘を出す。素晴らしい天気と角田山。さあ始めようっと。