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fidelity=忠実、誠実、fidelity= 忠実さ、誠実さ、(再生した演奏や動画等の音や色の)忠実度。 数年に1度は見てしまう好きな映画、「High Fidelity」。シカゴで中古レコードCDショップを営む30代独身の、音楽オタクのロブ(ジョン・キューザック)の人生の過去の惨めな失恋トップ5を振り返っていく爆笑必至なラブ・ロマンスもの。一度失恋した愛した女性に、最後は忠実さを捧げるラストシーンが爽やかな小感動の作品。今や完璧ハリウッド・セレブ入りしたジャック・ブラックが、そのハイパー・ハイテンションな珍妙な踊りを初めて映画で披露し、一気に映画関係者の注目を集め彼をブレイクさせたキッカケの作品でもあります。CSのムービー・チャンネルでやってて、録画したのを久しぶりに見返してました。 シャレたタイトルも好きですが、30代、独身、自営業者の価値観や人生模様を明確に、また軽妙に描いていて他人モノでは無い映画でもあります。ホント、これとヒュー・グラント主演の「About A Boy」を見ればまず正確に30代、独身、自営業者の男のライフ・スタイルや人生観、恋愛事情が理解出来ると思います(あのチョッと変わった顔だった男の子、ニコラス・ホルト君は成長し、今や184cmの長身にスゲエ甘いマスクの青年になり、イギリスNo.1のイケメン俳優になってます。ラブコメが得意なので、ヒュー・グラントの正統後継者と言われてます)。飲食業に関すればココに「My Blueberry Nights」が加われば、ほぼ完璧かと。あれはいろいろと、よく描いてた。 こういう仕事をしていると、じきに多くの価値観や考え方が9to5のお勤め人の方とは変わって来てしまいます(だからって年収が高い訳とかじゃない)。年収や福利厚生の条件とは別に、自由の甘味を覚えてしまうのです。相当自分に厳しくしていないと、人生の堅実さを忘れがちになってしまいます。そこらへんの感覚や空気感を明るく楽しく、でもかなり正確に描いてるのが上記3作品に思います。全部好きです。書いてて思い返しながら、自分の人生が不安になって来た…。オマエ、大丈夫かと。 |
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パンと卵と海草と。1年365日−休日分以外の毎朝(休日は朝食しませんので。)、全く代わり映えしない朝食を作って食べて、休み明けのお仕事開始です。杏仁を作りパンを焼きサラダを作り。特に何事も無い平凡な日が始まります。 |
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ありがとうございました!今週も1週間御愛顧頂き、ありがとうございました。今、冬の終わりから春の始めにかけてなかなか面白いパスタが揃っていると思います。ぜひお召し上がりにいらして下さい。心よりお待ち申し上げます! |
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