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(2010-3-8)

おだやかな日和。

お久しぶりの晴れた穏やかな朝に反して店内で流れる、ガン、キル、コケイン、ファッカー等の言葉満載の物騒な歌詞のハードコア・ヒップホップの力を借りて、一気に力の要るハンバーグの仕込みに集中しています。とても立派なホタルイカも届いた。これも仕込まないと行けません。
山が遠くまで良く見える。




(2010-3-8)

フリッターズ。

「…今日の〜賄いなにしよーかぁ 明日の賄いもなにしよっか〜 ハレの日もぅアメの日もぅ パスタばかりーゴハンばかりー♪」と、スタッフの冷めた視線を背中に頂き、越後は梅と煎餅と大きなショッピングセンターの桃源郷-亀田町が生んだ偉大なるアーティスト、ヒルクライム様の歌う越後の名曲「春夏秋冬」のリズムに乗せて、ワタシの「賄い春夏秋冬」を歌って作る日曜日、「若鶏モモのフリッター1プレート」です。2日前から漬けて柔らかくしていた鶏モモのブツをフリッターにして揚げて、各種野菜をアンチョビソース炒めにしてライス&サラダも盛って。MYソングやギャグには理解をくれないスタッフも、MY賄いには優しい理解を示してくれます。
あぁ、明日の賄いなににスル。
それでは皆様、今日もありがとうございました、おやすみなさい!




(2010-3-8)

やっぱりキアヌ!

観たかったキアヌ・リーウ゛ス主演の「Street Kings」(邦題、フェイク シティ ある男のルール)を今夜見れた。久しぶりに硬質なクライムアクションで、期待以上の見応えで感激です。
LAPD(ロス・アンジェルス警察)特捜班のトム・ラドロー刑事がキアヌの役。誘拐され行方不明になり、金持ち変態親爺達の性の玩具にされていた韓国人双子姉妹を助ける為、悪に鉄槌を下す為、単身で誘拐場所に潜入し躊躇も容赦もせず韓国マフィア達と客を射殺し、自己防衛になるように殺しの証拠を作り変えるような刑事ラドロー。「差別主義者」「殺し屋刑事」と「イカれてる」と非難されても、自分の信念に従い生きる過激な、ウォッカの支えが必要な男。 そのラドローの酬いの少ない命懸けの窮地の活躍を描く「Street Kings」。この映画専用に原作を書き、脚本まで手掛けた作家ジェームズ・エルロイ(LAコンフィデンシャル。)渾身のLAPDシリーズ最新作品。ジェームズ・エルロイはこういう、脛に傷持つ傷着いた孤高の男達を描くのが本当に上手い。惚れざるを得ない。
日本では目立つ事無く終わった映画でしたが、キアヌ好き、クライムアクション、クライムサスペンス好きなら必ず見たい1本です。超お薦めです。
最近じゃ誰も期待する前から「パート2」製作が決定している作品も多い中、「ホントに続編が観たいっ」と思わせられました(予定無しが残念)。心に深い傷を持つ(奥さんに不倫されていた上、その不倫の最中に死なれて以来、生きる事にドライになった。)新しい時代のダーク・ヒーロー、トム・ラドロー刑事の違う事件での活躍をぜひ見たいと思わせる主人公を、僕らの時代のヒーロー、キアヌが見事に演じています。
やっぱりキアヌはいいです。キアヌは愛車に今だ3世代前のポルシェ911カレラを愛用していたな…、そんなとこもまた渋いキアヌ…。