ボルダリング・アトバイス。
昨日は、お客様にして元登山家、元バリバリの山岳救助隊員(北アルプスで片足が千切れる寸前の墜落事故に遭うまで)のW様からボルダリング上達について直々にアトバイスを頂きました。Wさんについては以前にも記した様に、故・植村直己氏の数少ない相棒だった方です。星やUFO、鳥海山や自然を愛する大変優しい方です(店内の貴重な鳥海山の写真集はWさんからのプレゼントです)。
Wさんは今から20余年前に東総合体育館に、新潟県初のボルダリング人工壁設置のアトバイザーに新潟山岳会のメンバ-として参画された方でもあります。
プロ・ボルダラーの小山田大さんの事もご存知で「大ちゃんはね…」と、関東で大さんと一緒に登っていた頃のお話も聞かせて貰いました。
全く独学、全くソロでやっている僕に、登山やクライミング、ボルダリングのとっても興味深い話や鍛練法を教えて下さいました。 と言っても堅苦しい風では無く、この壁の前で二人でホールドに取り付きながら談笑して…という感じです。片手懸垂の練習法、プロテクションの幾つか、両腕を伸ばし切った状態からの懸垂の筋肉の使い方、人工壁と外岩の大きな違い、新潟から近い他県の岩場…、とっても参考になる事ばかりで本当に楽しい時間でした。
この仕事をしていて本当にプラスになる点に、色々なジャンルの世界の「その道のプロ」の方々に面白過ぎるお話を聴かせて頂ける事があります。親しくして下さって感謝で一杯です。
そのような話を聴く度に、あまのじゃくな僕は、出来もしないのにすぐに手を出したくなりますが。 楽しいアトバイスを頂いて、またやる気が湧いた昨日でした。