あきチャンのトリュフ・チョコ。
元スタッフのあきチャンは可愛いし性格も優しくて申し分ないのだが幾分天然だ。
一昨年のバレンタイン、働いていたあきチャンと話してて何か急に思い出して「あれぇ、あきチャン チョコは?」と言ってカマ掛けてみたら「あ!チョコありますよー 店長あげる」と言って手持ちのハンドバッグをガサゴソ手探って掴み出して僕にくれたのは小さな1個のパラソル・チョコ(銀紙に包んである傘の形の安いチョコ)、それ1本まんまだった。
ウチのスタッフは皆お菓子作り名人が多いから、今もそうだけど皆趣向を凝らして作り、デコも良いしラッピングもお洒落だったり可愛いかったり美味しかったりでいつも驚かされてて、また皆でそういうのをスタッフ間で送りあってて何かバレンタインがそれぞれのお菓子作りセンスの発表の機会のようで、見てて(いいなぁ…ホノボノ)と思ってます。
あきチャンのパラソル・チョコが僕にだったのか皆にも1本ずつだったのかをハッキリとは記憶してないのだけど、もらった時に「お、おう…美味しそうぢゃないの、、、ありがとう(引)」と言いつつも内心(オイオイ、ガキの使いやあらへんでホンマにぃお姉さん!)とも感じてしまった。ワガママでしたが。
あきチャンはあきチャンでその時に僕に笑われたような記憶があるそうで、今年は頑張ってネット界で「一番美味しいレシピ」を見つけて作ったトリュフ・チョコをプレゼントしてくれたのだった。ココア、粉砂糖、抹茶と3種味のチョコで文字通り美味しい味で、見事に一昨年の挽回を為したのでした。これなら他のスタッフ皆も喜ぶ事だろう。
僕はスタッフ皆には「店内義理チョコ禁止ねー」と言ってあるのだけど、皆、義理や義務ではなくて、女の子同士で自分のチョコやスウィートをお互いに披露し食べさせあっていて(僕も幾分かのオコボレを頂きますが。)、その光景が実に自然な、女性らしい優しさに満ちていてとても気に入ってます。間違い無く良いスタッフに恵まれてます。だから僕も毎日の「賄い」に力を入れてお返しする訳ですが。 バレンタインは良いものです。
この週末もありがとうございました!