bikescafe.jp

(2009-4-9)

Calm Like a Bomb。

「爆破直前の爆弾の静けさ。」、まさにその緊張感に満ちた映画、「ウ゛ァルキリー」。
予想通りの面白さでした。(さすが、ブライアン・シンガー…)と。この監督が撮って面白く無い訳が無い。この人の「X-Men」1&2や「スーパーマン」が無ければ、「300」や「バットマン」新シリーズ、「ウォッチメン」は無かったでしょうから凄い監督です。既に現代の名匠だと思います、まだ若いのに。
先日、東京の親友ヨッシーと「ウ゛ァルキリー」ネタを話していました。
彼曰く…「日本人はさ、今イチ、トム・クルーズが熱心に信仰してるサイエントロジーの事知らないんだけどさ、あれ海外じゃ危ないカルトとして認識されてるんだよ。確かに何信じてるか知ると、笑っちゃう位危ないんだ、宇宙から来た大魔王とか言ってネ。だから今回、トム・クルーズがドイツの英雄シュタウフェンベルク大佐を演じる、それも実際の現場でロケするって事でドイツで賛否両論あったんだよ。反対派から反対の嘆願書まで出た位ね。でもトム・クルーズは日本じゃ超熱烈に迎えられるから必ず日本には寄ってくんだよな。でさ、なんと大塚(東京都豊島区。)にさ、サイエントロジー日本支部があるんだよ。オレの友達の彼女がサイエントロジーに入っちゃったんで、その友達と支部見に行ったんだ。新しいビルじゃないんだけど改装してガラス張りみたくなってて、サイエンスっぽくてキレイだったよ(笑)。」…なんて話でした。
ですがシメは「でもさ、やっぱりトムってカッコいいんだよなぁ、存在感もあるし。それにブライアン・シンガー監督だしね。必ず観に行くよ。」と一致した意見となりました。
その通り。派手なアクションも突飛な展開も無い。ですが途切れない凄い緊張感、トムの周りを固める超実力派俳優陣、いい映画でした。
で、次に繋がるのがブラッド・ピット×クウェンティン・タランティーノの衝撃的タッグで撮る「地獄のソルジャーズ」。トムが演じたのは良心ある伝統的ドイツ軍人でしたが、ブラッド・ピット演じる、ドイツに派兵されたボストン出身のヤクザ上がりのユダヤ系アメリカ人(アルド中尉)達が狩るのはヒトラー親衛隊、ナチ、SSです。ブラピが配下のヤクザ兵隊達に叫びます、「ヤツらは暴力と虐殺でヨーロッパを恐怖に陥れた!これからヤツらを恐怖に陥れるのはオレ達だ! テメーら!次に会う時は1人100人のナチ公の頭の皮を剥いで持って来い!」(ヤクザ兵隊達の容赦無いナチ狩りが始まります。)…なんと野蛮なのでしょうか、さすがはタランティーノ。ブラピにそんな事を叫ばせるなんて。
そして…昔からのブラピFUNなら知っています。ブラピの本当にハマる役は、美形の役なんかじゃなくてこういう狂気ある男の役だって事を。だからチョッと楽しみにしてます。
ではまた金曜日に…!




(2009-4-7)

早朝オードブル。

網脂包みハンバーグ&フライモ、自家製ソーセージ&ピクルス、鶏モモグリルと野菜のバジルクリームソース、県産豚ハーブローストwithガーリックトースト、小柱と竹の子のソルトパスタ、季節野菜のフリッター盛り合わせ、魚介とセロリのセビーチェとサヨリと太刀魚のオイルサーディン、グリーンサラダ、自家製パン、フルーツカクテル杏仁豆腐…
I様御依頼の、お二人の大切な御旅行のファンタスティックな光の夜を彩る(そうあってもらいたい。)オードブル、早朝から取り組みました。通り一遍のオードブルじゃなくて、小さなバイクスをディッシュに盛り込めたかな…と思います。オードブルよ、行ってらっしゃい…。




(2009-4-6)

MTB。

MTBは、今最も進化を遂げているアクション・スポーツだと思います。26インチのファット・タイヤが生み出すスピードと高性能サスペンションによる走破性が、BMXでも不可能だったスケールとライド不可能だと思われていた地象の滑走を成し遂げ、自転車では無ければ走行の許されない自然地帯のフィールド化を進めています。MTBは毎年毎年、歴史的進化を見せてくれます。
典型的な春の陽気な朝。
仕事しないで走り行きたい。