bikescafe.jp

(2006-10-17)

文句なし!

ハーブローストを焼くので、ハーブを摘みながら朝の陽に当たります。少し涼しい風は吹きますが、この晴天に文句なし!吊すばかりのMTBを見ると恥ずかしい。最近はじっくり乗ってない。寸暇が出来るとペダルを踏むハシ部長やオオヤマさんとは大違いのナマケモノです。あー、ハンモックで揺られたい…。




(2006-10-17)

弥彦ヒルクライム秘話。

バイクスでランチに欧風カレーを食べて、また市内に戻る前にテラスで山を見つめるチームMのハシ部長は想う。昨日、熱闘の繰り広げられたマウント弥彦も、今は昼過ぎの強い陽射しに白んで見える。県内のみならず県外からも脚に覚えのあるロードレーサー達が200名近くも集結した弥彦ヒルクライムレース、自分もベストを出し尽くした。大企業の管理職として部下達をリードする役目を全うしながら、そして家族サービスも怠らずに、練習や走行会の時間を充分に取るのは楽ではない。結局、夏休みは仕事で全く無かった。冬を前にした今、ようやくあの休みをとぎれとぎれに取っている、フ、もう白鳥の季節だな。その貴重な時間も、全ては昨日の為に走って来たんだ、スピードを維持する為に体を低くして…ここでCM入りマース、「今日の部長、頭下げて走り過ぎです…でも…かっこよかった(キュン)。」…(フ…)「私がボクに戻る坂」キツイ人生の坂道を右肩調子で上る男のキャノンドェX!。
名車キャノンデールR1000を愛馬にして、弥彦山頂を最速で目指すレースが始まった。弥彦で行われる初めてのヒルクライムレースにこんなに強豪が集まるとは思わなかった。見回せば、各レースで優勝成績を残している既知の強豪選手達が何人もいるじゃないか。自分は優勝に絡むような選手ではない、でも、でもベストは出し切るつもりだ。角度はきついが短いコースゆえに、レースはハナからハイスピードで走って行く。(今日は体が軽いぞ…決戦ホイールも効いている!)、特に狙ったつもりではないが麓のスタートから中盤まで、集団のトップは自分が負っていた。このまま山頂付近まで行ければ良いのだが。だがその近くまで健走していた背後から、優勝候補の外国人選手であるマクファーソンが一気に飛び出して行き、自分を抜いた!ショップのチームの後輩ザックもマクファーソンにピッタリ喰らい付いている。(ヨシ、自分も離されないぞ!)とガッツは出るが、先を走る選手達は自分よりもかなり若い選手だ。あぁ、また優勝候補選手が追い抜い
て行くツ。これ以上チギられるものか、俺だってこの山で何百リッターも汗を流してきたんだ!何千回もクランクを回し、何万回もペダルを踏んできたんだ!絶対このままゴールするぞツ、ウラァァ-ッ!…
ゴールは過ぎ去った。さっき、たった20分前に始まったスタートの瞬間が、遥か前の事のようだ。霊山弥彦山へ、おのが想いは通じたのか、自分の想像以上に、遥かに想像以上に高い成績を残せた…これだけの優秀な選手達を相手に回して。しかし今、この弥彦山頂では、レースを終えたどの選手の顔にも、(今日は充分楽しんだよ。)という爽やかな笑みが浮かんでいる。みんなトップチューブに体を預け、リラックスしながら眼下に広がる秋の金色の越後平野を望んでいる。つい今しがたまで自分達がレースの駆け引きを繰り広げたスカイラインと麓の弥彦の街は、静かに雲海の下に。ハシ部長と多くの戦士達の熱を冷ますように、涼しい爽やかな風が吹き渡って行った。
(当日記は限り無く事実に近いフィクションです。ヘクションッ。)




(2006-10-16)

水菜の収穫。

いつの間にか、水菜の季節になっていました。関西では水菜と鯨肉の鍋は冬の伝統的な高級鍋料理でした、大阪にいる時に食べればよかったのですが、仲間と相談しても「ハリハリかー、どうせなら鶴橋で焼肉にしようぜ。」となってしまい一度も経験しておりません。そんな水菜(京水菜は僕らが毎日使うものより、はるかなに苦みがあります。)を沢山頂きます。今、農地はどこも収穫期。ウチの玄関も採れたて野菜やカキで溢れてます。どうする…。