bikescafe.jp

(2006-2-17)

バタ先生からのメール。

札幌のバタ先生からメールが返って来ました。多分、トリノからお帰りになられて落ち着いたのでしょう(この点、未確認。)。「応援ありがとうございました。」という文で始まった先生のメールには、部活のかわいい教え子達(つまりスノーボードハーフパイプ日本代表の中井サン、村上サン、国母サン。)が全力を尽くしたもののアメリカには完敗した事。疑惑のジャッジが取り沙汰されたソルトレイクオリンピック以降、アメリカは国内の厳しいプロ戦を実施していた事。その連戦で鍛えられた選手達がメダリストになった事。独自のプロ戦を実施していたアメリカと、ワールドカップを主戦場にしている日本やユーロ勢の間にかなりの実力差が出来てしまっていた事。今回の敗北をバネにして、また一からはい上がって行く考えである事。今後も熱い応援をお願い致します、等をご報告下さいました。有り難いメールでした。あのパイプ以降、何か悔しい気持ちのあった僕をスッキリさせてくれたメールでした。パイプどころか、今シーズンなど一度も雪の上に立た
ない僕は何者でもありません。でもスキーやアイススケート競技と違い、さほどのサポートを受ける事無く独力で頑張る彼らを思うと何故か胸が熱くなります(北海道の冷たい夜、彼らは一人、車のライトを照らした斜面で闇練をして技を磨くのです。何度も何度も斜面を登って。)。4年後、別格の強さを伴ってオリンピックウィンターゲームスに出場する彼らを見たく願います。
彼らの頑張りにはホド遠いものの、僕も一日休めず頑張りました。明日はズワイが届いて欲しい。おやすみなさい…。




(2006-2-16)

春雨に煙って。

昨年の冬と同じく、2月14日に白鳥達は帰って行ってしまいました。美しい白い鳥の飛ばない空や、西川町の田ンボはポッカリとして寂しいものです。別れを惜しむ涙のように今朝は雨。角田山も姿を現しません。北の海は荒れたらしく、ズワイもアサリも何も入荷無し。困ってきたぞ。魚屋サンはもっと困ってましたが。まぁ、今日もノンビリ頑張りましょう。




(2006-2-16)

見るべし!The Office

山口マダムと一緒にスポーツセンターさんに新酒バイキングを頂きに行った夕食。お客様でもある料理長やたくさんのスタッフの皆様が力を入れて作って下さった美味しい料理に舌鼓を打ちながら、山口マダムの国際体験記を聞きます。僕が何か新しいメニューを考える時、マダムに尋ねたり聞いたりした話や料理を参考にしています。ロンドン、パリス、マドリッド、ブエノスアイレス、ニューヨーク、ベイジン、トロント、モントリオール。政府系国際会議で世界に出ているマダムのお土産は、バイクスにあるユーロ限定のフォションやハロッズの紅茶だけでなく、当地の人々のライフスタイルや食事の話も僕にはお土産です。
さてロンドン、BBC。このテレビ局が製作放映している新タイプのコメディ『The Office』、DVDをレンタルしました。静かに進む番組ですがもう最高に、笑える。ロンドン郊外の町にある、中堅製紙会社のスラウ支店(統合閉鎖が会議にかけられている。)の支店長ブレント。この中年太りのブレントは、自分はウィットのある高度なユーモアセンスの持ち主で、部下に親友のように慕われ、男性社員からは頼もしい優れた上司、女性社員からは魅力ある男性上司と思われている…と信じて止まないが、部下の目には全く正反対に見られている勘違い甚だしいダメ支店長なのです。そんな彼の笑えないジョークと笑えるカッコ悪いジェスチャーと病的な社員とのオフィスでの一日ややりとりを撮ったこの『The Office』(本当にカメラマンが自然に撮ったような作風なのです)、日本の若手お笑い芸人達の学芸会コントに寒く笑ってしまう方々に一度見て頂きたい、大人のコメディ番組です(ただしセクハラネタ沢山あり)。凄いのはこの
ブレント支店長(一度見たらまた会いたくなる。)彼自身が、監督と脚本をしているという点。世界には凄い才能が沢山あるものですね!
それでは新たな一週間を始めて行きましょう!おやすみなさい…。