切る、割る、燃やす、暖める。
1月は、暇だろうが忙しかろうが薪作りに精を出さなきゃいけない月です。
角田浜から吹き下ろす強力且つ冷酷な海風が直撃するバイクスの店内を芯から暖かくするには、エアコンのようなヒートポンプ式空調機では役不足で、燃焼する暖房機器が一番です。
僕も薪作りを15年やってきて、丸太から薪をだいぶ効率的に作り出せるようになりました。
丸太のサイズや用途別に3台の排気量の違うチェーンソーを準備し、斧数本ばかりでなく、「二股の玉切り丸太」や「くの字に曲がった玉切り丸太」「斧では割れない大直径の欅や槐の玉切り丸太」「自分の体が壊れている時」の為に、とても強力な圧力5・5トンの油圧薪割り機も備え、さらに園芸業や植樹業の木のプロの方々の温かなお世話になり、安定した丸太の供給を頂いています。
日々燃やす薪も、最初はトラックに積み込まれた1本の長い丸太でした。
屈強な男達の援助とささやかな自分の汗が、今夜もストーブの中で熱く燃えています。
月曜日もよろしくお願い致します。