bikescafe.jp

(2015-1-22)

北海道産ボタンエビ。




(2015-1-22)

Salon De Tea.

多くの獣の足跡も見つかり、アニマル・トラックハントにも満足したので、また登山道に戻る為尾根上を戻りました。
先程から1時間経ったので、途中で開けた場所を見つけ、バックパックを背中から下ろし、立ち枯れ木を集め火を起こしました。自分1人分の食事用のお湯なら、パックを下ろして5分あれば出来ます。
白湯をたっぷり飲みながら、周囲の自然を眺めます。 座り、小さな炉に枯れ枝を足しつつきれいな雪をクッカーに加え、火を眺めお湯を充分作りながら考えます。
ここには火(枯れ木)も水(雪)も無限にある。今日は持って来なかったが軽量テントとシュラフを然るべき場所に設置して、数日分の食料も用意して、天気が悪い時はテントに閉じ籠り寝て、晴れたらテントをベースに散策したりして過ごしたら快適だろうな、3日位気ままに過ごしてみたいな…と。
満足するまで白湯を飲み、炉に湯をかけてから雪に沈め鎮火させたらパックを再び背負い、いよいよ雪山を下りました。




(2015-1-22)

Better than Gas.

今日の山中徘徊の目的は2つ。アニマル・トラック追跡が1つですが、メインは「山でラーメンを食う」でした。
登山道は既にあと。空腹で疲れました。
風も無いので尾根上の少し開けた部分でガスストーブを出し雪を溶かし始めました。
ですが…雪って思いの外お湯になって行きません。
しばらく見ながら待っていましたが、もう(かったるく)なり、すぐに周囲の立ち枯れている細い松や立ち枯れの樹の皮を集め始めて、スノーシューで雪面を踏み固めて枝を重ね、小さな炉を作りました。
火は毎日毎朝作っていますからスムーズなものです。
僕は山には重くても必ずノコギリと剣鉈を携帯します。 鉈で木を刻むのは実はかなり大変ですが、やはり春夏秋の対熊には必須ですし、ノコギリは効率的に杖や薪を作れます。
さて、乾いた小枝、松ぼっくりから起きた小さな火は容易に小薪へと火は大きくなり、クッカーの雪をあっという間に熱湯に沸かします。
カップラーメンに注ぎ待つ3分の間に、また適当な枯れ木を集めました。
枝を集めた上に座り、熱いラーメンをすすりながら火に当たる。旨い、そして温かい。
食べ終わった容器の中に白湯を入れて、何も考えずに火を見つめながら飲みます。
樹間に好奇心旺盛なキツツキが現れ始めました。
元気になり立ち上がりました。
バックパックにクッカーやストーブを積め直し、また尾根上を奥に歩き始めました。