bikescafe.jp

(2010-8-21)

早朝の水やり。

まだ暑くならない内にハーブに水をやります。ついでに打ち水もして。
今夜は角田山提灯登山花火大会。1年に1度、角田山に上がる花火のお楽しみ。
夜のテラスからぜひどうぞご覧下さい。




(2010-8-21)

A Road Worker.

19歳から20にかかる春と夏と秋を過ごしていたアメリカでの夏。 大学でEnvironmentのクラスが終わった放課後。次の週に体育のクラスでSnake River上流でのラフティングがあった為、一人でダウンタウンのスポーツ・ショップに水着を買いに行きました。街外れのバイクショップ「Pedal Pusher(プッシャーはドラッグの売人の意味)」で少々カスタムしてもらってから買ったミヤタのMTB(当時ミヤタにはDHチャンピオンのグレッグ・ヘルボルトが乗っていて、アメリカ人も欲しがるメーカーでした。今は違いますけど…)を走らせて数件のショップを見て回っていた夕方でした。
夕方と言ってもサマータイムの夕方なので、日没は10時位なのでまるで日中のような陽射しと暑さです。そんな中…
反対側の道路に目をやると、道路表面を掘り返していた一人の道路工事作業員が今まさに作業を終えて帰路に着き歩いていました。20代後半から30代前半の筋骨逞しい精悍な顔の白人男性でした。
四角い小さなツバのある黄色のヘルメット、白いTシャツ、肩に置かれたガンガン使い込まれてるピックアクス(つるはし)、多分にレッドウィング製であろう汚れた赤茶色のワークブーツ、そして淡い青まで穿かれたリーバイスのジーンズという姿でした。
歩き去るその後ろ姿がもう本当にカッコ良くて、僕はMTBに跨がって立ちながら(まるでポスターか雑誌から出て来たみたいだ…)と何かに打たれたようにその人が歩くのを見送り続けていました。今でも活き活きとあの光景が目に浮かびます。帰りに一人でカフェに寄ってコーヒー飲んで寮に帰宅しました。本当に良いカフェは大手チェーンものではありません。そういう場所を探して、誰かを連れて行くのが好きでした。
あの時初めてまざまざと、ジーンズの最高のファッションは逞しい肉体だ…と思い知らされました(自分は実現出来ませんでしたガッ)。 あの当時はまだAGもディーゼルもレリジョンもセブンも無く、アメリカでそこらで買えるジーンズと言えばとにかくLevi'sでした。それも501と決まっていて、今日の進化した加工技術と比べたら本当に簡単なストーンウォッシュか1ウォッシュかリンスリジッド位しか選べる加工はありませんでした。
それでも日本なら7300円ほどはする501が5ドルで買えたので、向こうで何本か買って穿いていました。 ジーンズの最もクールな光景、最もクールな穿き手のイメージは今もあの夏の日のアメリカン・ロードワーカーのままです。 それでも、そうなれないのは承知でも今も501には思い入れがあります。特に今日現在の501はフィット、デザイン、加工、イメージ全てにおいて個人史上最高の501です。最近は写真のセットアップでばかり穿いてます。 ついに今週末でLevi's新潟ストアがクローズします。まだ501在庫はあるでしょう。女性用W501は女性をCool & Sexyにする1本です。スタッフのナベ君と僕の友情はこれからも変わらないでしょうけど、本当に寂しい限りです。1店も専門店の無い県なんて…。幅利かすのは大型ファースト衣料だけかぁ。確かに。日本海側最大都市でオシャレ感度高いと言われる県だ(それとも自分で言ってるのか)。
今日もありがとうございました!
おやすみなさぁい…tears




(2010-8-20)

登山で花火。

明日土曜日夜は「角田山提灯登山花火大会」と言う、花火大会にしては例外的に長い名前の花火大会が開催されます。
これは角田山の山中、山の中腹から花火を打ち上げそれを提灯持って登山した、人数限定の参加者が山頂から見下ろす…という日本唯一の「山岳花火大会」です。 スタッフ薫サンは毎年一人で二人の小さなお子さんを連れて登山するのが習わしで(幼児を連れて夕方から夜にかけて角田山を登るのは凄いタフな作業です。昨年は大会のサポートをされる山岳会の方が驚いて先導してくれました。)、大分前から今夏も楽しみにしていました。 ヒヨい私ナゾは、それを聞いてるだけで疲労してしまうレクリエーションです。
例年通り、明日もテラスからこの花火大会を鑑賞させてもらいます。 明日は余り暑くならないといいのですが…。