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(2009-8-23)

Autumn Blue.

もうなんにもしないで、テラスにクッションでも置いて横になっていたい。爽やかで涼しくて、心地良すぎる風がテラスに吹くので仕込みをほっといてもそんな風にしたくなります(残念ながらしませんが)。
今年の秋は必ずや、山形と秋田の県境にそびえる鳥海山までオープン・ドライブをしようと思っています。月光川、日光川、ヤマメとイワナの宝庫。前回は入れ食い体験。イヌワシが舞い、月ノ輪熊が闊歩する。あんなに美しい山と渓流は知りません。心のイーハトーブ。あー、早く行きたーい。




(2009-8-23)

メンチをゴージャスに。

普通の週末の賄いは、必ず「ご飯」と「パスタ」を1日ずつ準備します。どちらが前後するかは金曜日のフィーリングで決まりますが。
今日の賄いはメンチカツ。市販の大きなメンチを揚げるものですが、ご家庭向けに良い食べ方を紹介します。これはハンバーグにも応用出来ます。忙しい夕飯、市販のメンチカツを使う事って結構ありますよね。でもメンチがそのままだと余りに油っぽい。ご年配になればなるほどクドい。それをトマトで柔らげてあげます。簡単です。市販のトマト缶(選べるならダイスやクラッシュしてあるものの方が楽です。小でOKです。)を1個用意して、あとは冷蔵庫にある適当な野菜…キノコ類はゴージャスですネ、玉葱スライス(オニスラ)やキャベツでも殆んど何でも良いのですが、まずは野菜をサッと炒めたら(ニンニクがあればなお美味、ですが無ければ無いで構いません。)、同じフライパンにトマト缶を開けて塩胡椒して味を決めて水を加えて少し煮てあげます。この時、余裕があれば野菜のアクを軽く取ってあげるとスッキリしたトマト野菜煮が出来ます。油は少な目の方が良いでしょう。有ればオリーブオイルがグッド。無ければサラダ油で
オッケー。野菜はトマト缶より少し少ない位、つまり結構多い量で良いでしょう。余りクタクタにならないようにして、なおかつ少し水分が飛んだらあとはメンチにかけてあげます。隣に櫛形にカットしたレモンを添えられたら最高。充分イタリア料理っぽくなります。メンチの上に水菜でも乗せたらなお良しですネ。
もし少人数分しかメンチを揚げる必要が無いので、トマト野菜ソースが余るなら翌日にでも茹でたパスタとそのソースを熱く和えてあげれば無駄は出ません。その時、もう一度塩胡椒などの味は確認を。
塩は誤解されてます。バイクスで全面使用しているような良質な自然塩は、「塩味は足りないならテーブルのを掛ければよい。」ってものじゃありません。自然塩にある程度の熱を加えて、ナトリウムカプセルが溶けて初めて中のミネラルやカルシウムが料理に溶け出して、良い塩特有の甘味が料理に滲む訳です。これが純度99,9%まで浄化した精製食塩との大きな違いです。いくら良い塩でも、ただ口の中に放りこんでも美味い…という訳ではありません。塩のベストを出すには熱が必要です。だから僕も薫サンも(薄味にしとけば「しょっぱい」って言われないからイイヤ…)とならないよう怖れずに塩味をキメて美味くなるよう毎回毎皿臨んでいます。リスクはありますけどネ。薄味好きの方にはしょっぱいと言われる事よくある。だけど、別段普通のお客様に対して塩がキマった時は「本当に美味しい。」と言って頂ける事はさらに多くある。それを目指さないと、お客様はこんな不便な場所に次に来てくれる訳が無い。怖がって無難にいたいなら、本当ならその先にあるは
ずの良いものも掴めずに終わってしまう。塩はそんな事も教えてくれる、難しい存在ですが。
長くなりました、では明日の賄いパスタはスタッフ皆大好きな甘海老のパスタです。トマト味にするか塩(または柚子胡椒系の塩味)にするかは直前まで未定です。彼女達のの仰せの通りに…。
ではでは、土曜日もありがとうございました!
おやすみなさーい…S&P。




(2009-8-22)

今朝は梨で。

オフクロのお友達の千葉の方から「市川の梨 幸水」を頂いた。梨を頂くと、(あぁ、秋になって来たのだなぁ。)と感じます。ありがとうございました。
今朝はその幸水を使ってアイスを作ります。ジャムにしてからにしようか迷ったのですが、フレッシュ感を活かしたかったので生のままバーミクスしてアイスにする事にしました。
どんな味になるのか楽しみです。さて、バンバンとパン焼こう。