Used Camera.
売れっ子のA級WEBクリエイター、川チャンはお父様の形見の一眼レフ・フィルム・カメラのオリンパスOM-1(約40年前の物で当時は高級品だった。ブラックボディものが人気で、僕が今とても欲しいもの。彼の全面的協力でヤフオクで落札予定、近々。)のレンズを真新しいオリンパスのデジタル一眼にマウントし、WEB用に撮影しています。
デジタルでは表現しえない、フィルムカメラ独特の温かみ、柔らかさ、懐かしさの味わいとデジタルの扱い易さを彼が融合させているのです。
そこにアナログ全開、手仕事100%たる僕の料理が加わったものが掲載の写真になります。この日記の小さな写真でその味わいの良さがどこまで表せているか不明な点もありますが、実物の写真は大変素晴らしい味わいです。 川チャンから「扱いの勉強用に」と言われ借りているオリンパスの昔の小さなフィルムカメラを触っていてようやく今、 中古フィルムカメラが人気なのか分かって来ました。
この感覚は「車」好きならすぐに分かる感覚なのです。新しいデジタルカメラが新しいATの車を運転するイージーな感覚とするならば、昔のフィルムカメラは昔憧れていた輸入車のMT車…癖もあり誰にも扱い易い代物ではないが、上手く扱えた時の高揚感は高度な喜びに満ちた感じ…を「操縦している」感覚が得られるのです。ベラ・マッキナ!なのです。
そしてデザインも。 昔のカメラは現代のプロダクトのように、消費者に媚びた丸みとは無縁の「カチッ」としたスクウェアさで出来ています。
車で言うなら、あらゆる角が丸い新しいランドクルーザー(トヨタ)より、いつの時代も基本デザインを踏襲して来る四角い武骨なレンジ・ローバーやディフェンダー(ランドローバー社)や、ゲレンデ・ウ゛ァーゲン(ベンツ)が本当は欲しいんだけど…みたいな。 そうは言っても車は全て数百万と年間維持費が必要ですが、中古フィルムカメラなら数千円から数万円で入手出来ますし(僕の場合、予算1万円代。フィルム現像はCD-Rにしてもらったら千円。ネガは不要になる。データPC保存可。自宅で簡単に好きな1枚だけプリントアウト可。そこ魅力。)、被写体や一緒に見る人の存在の有無の関係性を考えたら、車好きが同時に好きになる事が多い「機械式腕時計」よりもカメラの方がより車に近い感覚です。
「腕時計」はやや、自己ダケ満足度が高いですから(カメラは一緒に楽しめる人がいる。)…
ホラネ、彼のせいで御馬鹿なわたしは簡単に彼からカメラ・ウィルスに感染してしまった訳です、こんな話を長々としてしまって…。すみませんっ
さて、今日もありがとうございました、明日もがんばりまーす。おやすみなさい!
上手く落札できるかなぁ…