2月の夜。
エクストレイルの前所有者が、高いオプション加算金額を払ってナビ&オーディオに日産カーウィングナビシステム(携帯電波を使ってナビセンターと繋がり遠隔操作で毎回のナビ設定や付近案内をしてくれるシステム)にしてくれたお陰で、アフターで勝手にナビやコンポを入れ換えると音が全く出なくなると云う状況になっていました。
本当はIPod系を直結可能なナビやコンポにしたいのに、これがネックで出来ずにいて(イエローハット、オートバックス、懇意のガレージ全てで『無理なので受け付けられません』と言われて)、やむなくFMトランスミッターでIPodの音楽を聞く…という理想ではない状況です。
直結出来たら、IPodの操作はコンポ側で出来ますが、トランスミッターだと走行中にIPodを握って画面を見て操作しないとならず、運転中に非常に危険な操作となるのがイヤでした。
それなのでダッシュボードに設置出来る使い勝手の良いIPod車載ホルダーを探していましたが、ようやく理想の物を見つけました。
ドイツの会社、リヒターによるドイツ製のIPhoneジャケットとホルダー(マウントシステム。真空吸盤設置。)です。このリヒター社はさすがのドイツで、IPhoneジャケットとホルダーがきちんとシステムとして一体になるものを『4クイック・フィクスシステム』と云うパテントで作っていて、まずIPhoneジャケットの後ろに小さな4個の穴が空いてます。この背面には簡易スタンドも内蔵されていて、スタンドを立てると横に縦置き出来るようになっています。 お陰で家族やスタッフにYouTubeやビデオを見せて何か説明するのも とても楽です。
さて、次に車載のホルダー側には4個の突起があり、上記のジャケットとガッチリ一体するように出来ています。このホルダーは上下に、及び縦横360度にと任意で動き回転して又キッチリ留められるので、IPhoneを横設置して例えば…Googleマップをカーナビにして使う場合にも、多くの中国や韓国製ホルダーがIPhoneやIPodを爪で挟むのに対し、リヒターは前面や側面に何も出っ張らないので、画面のスワイプやタッチがしやすいのです。ホルダーもミニ型で、何よりIPhoneが浮いているように見えるのも気に入ってます。
触感もさすがのドイツでまるでドイツ車。ジャケットもホルダーをミニですが、ヤワさもガタツキも微塵も無くガチッとしてまるでVW。今まで使っていたホルダーが「あー中国中国」だったのだと分かります。
値段はというと「どうせ高いんだろ」となりそうですが、ジャケットとホルダーのセットで3750円。
Amazonで探せる格安品ほど安くはありませんが、かと言ってAmazonで「ちょっといいデザインかな」と思えるジャケットとホルダーより確実に安い。Amazonのはどれもまず中国製、リヒターは100%ドイツ製、両面テープすらドイツ製。
リヒターのHPでは、リヒターマウントシステムとIPhoneで撮影したHD車載動画がいかにブレが無くきれいに撮れるかが見れます。
良いジャケットか車載ホルダー(自転車用IPhoneホルダーも有り)をお探しでしたら、一度リヒターHPも御覧になって見て下さい。