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(2006-10-22)

愛の魔法、信じますか?

「愛の魔法、信じますか?」マリクリ最新号の特集、カバーはジャニーズの岡田准一君のドアップです。そんなにハンサムか彼。内容は「独身イケメン男性101人に聞く、あなたにとって愛とは?」です。オジサンから見れば、どーでもいい事を答えるイケメン達。確かにイケメンもいるが半数以上は林家コブヘー似だったり大泉ヨー似やお笑い芸人の松ちゃん(アルアルアル!の方)似、ヒョロットもやし君やハゲもいるので、マリクレ日本編集部のイケメンの定義に疑問あり。こっちは毎朝毎晩、蘭夢を塗りこんでいて愛どこでは無い。マリクレ、いつものように向こうの料理を紹介して下さい。のどかな日曜の朝だなぁ。




(2006-10-22)

憑かれた鏡。

「憑かれた鏡-エドワード・ゴーリーが愛する12の怪談」。
この2週間の夜というもの、毎夜僕を震えさせてくれたイギリスの古典短編怪談小説本を読み終えました。この本の出版はお店にあるマリクレで知って、すぐに取り寄せました。少々変わったアメリカの小説家、故E・ゴーリーが編したイギリスの名作家達の記した12の恐怖の物語は、一夜一話ずつ丹念に読むのが正しい震え方かと思います。第一話の「空き家」にて、昔、殺人の行われた一見周りの家と変わりがない、ただし一歩踏み込むと霊気に満ちた空き家でジュリア叔母とショートハウス氏と共に逃げ出したくなる恐怖の夜を過ごしたら、第三話「信号手」にて、深夜勤務の鉄道信号作業員が毎夜見る奇妙な霊の知らせる事を見届けましょう。第五話「十三本目の木」では、イギリス西部の郊外の古い屋敷の代々の当主ニュートン家の跡取りが毎回変死を遂げる呪わしい理由を知る事になるでしょう。第六話「死体泥棒」をする事にに次第に罪を覚えなくなっていった二人の解剖医学生の、寒村の雨降る深夜の墓地でやった墓掘り奇譚に肌が立ちます。第八話「判事の家」
は、ブラム・ストーカー(ドラキュラの作者)の記した話。昔、軽犯罪者に死刑判決を連発した悪意ある判事の住居だった空き家を借りてしまった大胆な学生マルコムソンが体験する、判事の悪霊から逃れようとする話です。第十話は若きスティーブン・キングを震え上がらせた(そして愛した)古典怪奇小説の傑作「猿の手」。息子を工場の機械事故で亡くした老夫婦が偶然に手に入れた、三つの願いを叶えるという猿の手。願いを言った夜遅く、確かに息子は戻って来ます、「ズチャ…ズチャ…」と体を引きずりながら…。
以上は「憑かれた鏡」からの抜粋ですが、その他の話も、「ヒィッ。」と震えるものや「ジワリ…」と冷や汗をかく優れた話ばかりです。欧米の怪奇譚は、恐いのにどこか優雅な空気感というものが有って、とにかく生々しい霊物ばかりの日本の話とはかなり雰囲気が違います。皆様はどちらの方がお好みでしょうか(僕は前者)。「憑かれた鏡」、暗闇の訪れるのが早くなるこれからの季節、お勧めの一冊です。毎夜、どうぞ。では、おやすみなさい…。




(2006-10-21)

カレーの匂いが立ち込める。

淡い曇り空、気温は適温で快適です。賄いのカレーを作ってた和代サン、朝食の間に火を消し忘れてずうっとカレーがグツグツ。底が少し焦げました、ガックシ。カレーの匂いがいっぱいです。ズワイガニはまだかなー。