ありがとうございました!
秋分の日が過ぎ、今週も無事に1週間が終わりました。 今週も本当にありがとうございました。今日は沢山の肉料理を作った祝日でした。
そして、その足で先週に引き続き再び夜の村上の山の中へ。ライトセンサスに。
21時を過ぎると熊の活発化行動時間も過ぎるのですが、チャンスが無い訳じゃない。 運が良ければ、栗か柿の木に登っている熊の姿を見れるかもしれない。
ただし、1粒の光も無い山中は物凄く恐いが…。
集落の最後の小さな街灯を過ぎ、小川を渡る橋を渡ると広がる完全な闇。空には天の川と無数の星が輝いていますが、地上はただただ闇。松野尾の夜の田舎道の暗さが、都内の夜の商店街の明るさに思える程、この山の中は闇の中だ。車のライトに浮かび上がる進路、薮、木々の中に熊の姿や青く光る眼を丹念に探します。
熊が来る栗の木は特に丁寧にゆっくり近づき、様子を探ります。林道を狭める両側の薮がエクストレイルの両側面を叩く「サワサワサワ」「バチッ、バチ」と云う音が、熊が出した音じゃないか…と車内でも怯えてしまいます。 この山の熊からしたら、僕の方が狂人でしょうが。
林道で行ける車止めまでゆっくり進み、目を付けている栗の木の下まで。
熊に折られた枝が数本、葉を枯らしながらぶら下がっています。木そのものに、最初の頃より栗の実が少なくなりました。
栗を求めて熊が違う木、違うエリアに移動している可能性が高いな…明日は目を付けている下のエリアを探ってみるか…と考えながら、下り道にも注意しながら闇の中を後にしました。