bikescafe.jp

(2010-9-20)

MoNa(aka.SadGirl)に泣く。

今年、一番ヘビロテで聴き込んでいた曲はアメリカNo.1ハードコア・ヒップホップ・ユニット、 Jedi Mind TricksのリードMC、Vinnie Pazの渾身の曲、「End Of Days」でした。これはまさに彼にしか作れない歌えない、911の秘密、戦争を必要とする世界支配層を弾劾する本物のハードコア・ラップです。翻訳は殆んど済んでいるのですが、ほんの少し未明の意味があり、それが出来たら書きたいと思ってます。カッコイイったら無い内容、曲で、中近東やアメリカのリスナーから「Damm!ヴィニー・パズは天才だ!!」と言われてます。
そして、夏前に日本の「MoNa」を知ってからは彼女ばかり聴いてます、流してます。この人も天才の1人。もう本当に素晴らしい、上手いったら無い、英語が上手い。スタッフ全員、彼女の歌、日本語歌詞あるのに洋楽だとずうっと思ってました、僕が話すまで。メジャー出じゃなくて本当に良かった。メジャーじゃこういうネクスト・レベルのアーティストは小さくスポイルされます。R&B、Pop、Rap…何を歌っても気持ち良い。彼女の言葉で書かれたその歌は全てが彼女。「Don't Stop」を聴くとどうしてか、いつも泣けそうです。否定され、自分自身も自分自身や夢を疑い始め、迷っていた自分(又は同じ境遇の女の子達)への「やるのよ!」な曲ですが、どうしてもバイクスをオープンさせた時の自分の気持ちと重なって。
もうお店の工事や食材に関わる人関わる人、殆んど「ダメだダメだ、こんな場所」、「あんたみたいな若造に何が出来んの」。オープンさせたらさせたで同業の先輩社長から「こんな場所でやったのが失敗のもとだよ。新潟市内に移転させなさい」とかさ。
ChicanoミュージックをJapaneseスタイルでやりたい…という夢を、外野の(真の賛同者ではない)否定的意見で迷い悩み、また走り始めるMoNa の気持ちが込められた曲です。だからだと思います。
彼女の歌唱力がいかに「天才」かと言うと…MoNa は「Dreaming Of You」という美しいLOVEソングを歌っているのですが、実はこれはラテン世界の美しき超人気Diva、1995年、享年34で急逝したテキサス出身のメキシコ系アメリカ人、「Selena」(当時、テキサス州知事だったジョージ・W・ブッシュはセレナの名誉に4月16日を『Selena Day』と宣言。)が英語で歌った超絶美しいメロディと声の名曲です(日本では余り知名度は無い)。普通こういう名曲を日本人がカヴァーすると、オリジナルとの差が明確なのですが(無論オリジナルが上。)、MoNaの場合、本当に遜色無いのです。京都出身、18でChicanoカルチャー盛んな埼玉に単身移住して頑張って来た小柄な女の子、23歳のMoNaが。
そんな彼女は大変残念な事にしばらく活動休止します(LAで暮らすようです)。 ファンが沢山泣いてます。
MoNaを支えて来たのは日本のLowRiderや、一見ギャル系のコ達(彼らのセンスは凄いなと思います)。
でもMoNaの音楽は、ファンだけの物にしておくのは勿体無い素晴らしい曲群。
ぜひ一度Checkしてみて下さい。引きずり込まれますよー!
日曜日もありがとうございました!(話、長過ぎ!!)




(2010-9-19)

ハニートーストがたくさん。

日によって違いますが、昨日はハニートーストのオーダーが終日ありました。するとパンが沢山無くなる。無くなるから焼く、という回転でした。
いつものように今朝も早くから生地捏ねて。 焼き上がったパンのいい香り。




(2010-9-18)

のどぐろ、AQUAPAZZA De。

のどぐろをアクアパッツァに。パスタと合わせて。それが今日の賄いです。野菜各種とアサリを加え、自家植えのバジルから作ったジェノベーゼ・ペーストをアクアパッツァのスープに溶かして、ふんわりとバジルの香る一品です。今日の賄いは薫女史作。 先週のカナガシラでも僕は充分ですが、皆は「のどぐろの方が美味しい!」と喜んでました。
女性の舌の方が繊細なようです。
また日曜日も御愛顧の程、宜しくお願いします!