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(2009-8-24)

再現。

その夏、長身細身(と、御本人が言っていた。)の高校3年生、大井クンは宇都宮工業の投手として甲子園を準優勝で終えた。敗戦投手だ。
敗戦投手だけど、優勝選手達より人気があって超モテモテで、全国からファンレターが段ボール箱で届いた(と、御本人が言っていた)。大井クンは早稲田大学に進学した。長島茂雄さん…チョーさんの後輩として、大学野球時代は日米学生戦にも日本代表として戦った。
まだ無名高校生だった「怪物」江川を長島さんに紹介したのは大井さんだった。長島さんは宇都宮まで来てくれた。二人は仲の良いゴルフ仲間でもある。
約半世紀の時を越えて、大井クンは大井監督となり、新潟代表、日本文理高校を甲子園準優勝に導いた。薫サンは甥子さん二人が甲子園児だ。うち一人は文理野球部を出てアルビレックス・ベースボールチーム選手になっている。最終9回、ランチが全て終わった店内で、薫サンはTVを見つめながら泣いていた。
今日、寒気がするほど痺れた試合をしてくれた文理9。そのエース・ピッチャー伊藤直輝君のマウンド最後の姿を見ながら、大井監督はご自身の18の夏に思いを馳せていたに違いない。伊藤君の勇姿に、18歳の自分を重ねていたに違いない。 いい夏だった。




(2009-8-24)

今朝来たル。

昨晩…「背中は全然イタくない。」とか書いたのに、なんの事は無い、今朝になってイタくなっていた(年だろ!)。そんな身体にムチ打って(ヒィッ)、今朝はパンやアイスやハンバやら。薫サンがいなけりゃ絶対終わらぬコノ仕込み。始まれば即、痛みなど消える。
秋空青いし高い。




(2009-8-24)

Not Bad,Not so Bad.

今日お越し頂いた全てのお客様に多大なる感謝を。
驚異的な記録と勝利を見せてくれた文理野球部と大井監督にも感謝を。監督にお誘い頂いてた内に、もっと観戦しておけば良かった…と小さな後悔。明日も勝ちますよね!
世陸、やり投げ銅メダル村上選手にも感謝を。御家族への控え目な感謝の言葉と滲んだ涙に感動を。
映画「闇の子供たち」、後味の悪い映画だが強い力に充ちている。うっすら知っているのに、あえて目を向けない辛い現実を突き付けて来る映画。最近、良い映画を見ています。慢性寝不足ギミ…。
60名のお客様の料理に、殆んど全て1on1で対峙するSunday。以前なら、終わる夜には背中が少なからず悲鳴を上げていましたが、今は全く無い。この1年、その対策に腕立て、腹筋(夜ランは相変わらずチョビっとだけです。)…特に腕立てのラウンドを思慮無く増やして来た効果を実感。料理人の先輩方を見ていると必ず肩と腰を痛めるようなので、自分だけは逃げ道を作っておこうかと…。身体は悪くない感じ、頭を除いては。やっぱりそれを思い知らせてくれた今日のお客様には、特別な「ありがとうございました。」を…。
今夜は星が美しいです。
おやすみなさい!