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(2006-8-24)

スーパーマン

鳥肌の立ち続けた2時間30分、今夏はこの1本観ておけばあとはいい、という最高傑作に当たりました。スーパーマンリターンスは、オリジナルのスーパーマンシリーズから約30年の歳月を経て現在最高のVFX(スパイダーマンと同じくSONYスタジオ最高!)とクリストファーリーブを凌駕するクラークケントを演じ切ったニューカマー、ブランドンラウスによりこの数年で最高の1本になりました。オープニングクレジットシーンから素晴らしい!クリプトン星の惑星爆発から脱出した幼いカル.エル(クラーク)を乗せた隕石が遠い宇宙から多くの銀河や隕石群、未完成の惑星をくぐり抜け、太陽系に届き地球はアメリカカンザス州の大平原に墜落するこのシーン、胸の沸く映像美です。何よりスーパーマンのブランドンが最初の登場シーンからクライマックスシーンまでグングン良くなる成長ぶり、惚れ惚れとするスーパーマンぶりに目を奪われます。ロイスレイン役のケイトボズワースは平凡ですが、宿敵レックスルーサー
のケビンスペイシーはオリジナルのジーンハックマンよりユーモアは少ないですが冷血悪役はスーパーマンに張ってます。もう映像が全て凄いのですが、それも鬼才ブライアンシンガー監督の力あってこそ活きた。当初はティムバートンが監督してニコラスケイジがスーパーマン演じる企画でスタートしたのですが一度ボツに。本当ブライアンシンガーでよかった!Xメン3の監督を拒否してまで撮りたかったスーパーマン、もう一度観たいです。新約聖書の「神の言葉は増大した。」とはイエスに長男ユストゥスが産まれた意味ですが、今作では「スーパーマンの力は増大した。」まで描かれて、次作も観たいなぁ!若干、お子様向けなパイレーツも良いのでしょうが、大人にはスーパーマンお勧めします、パイレーツとMI3とゲドに隠れて大ヒットするか今は不明ですが、内容はブッチギリでしょう。
その他の映画の予告編も気になり過ぎます。Xメン3、ブレットラトナーが監督して「お前はコレが撮りたい!ってポリシー無いのかよ!」と言われましたが、アクション満載で面白そうでした。韓国オリジナル見てませんがイルマーレ、キアヌ好きなので、また映像も美しくて良さそうでした。やっぱりスパイダーマン3まーた面白そう!スパイダーマンが分裂するようです。Mナイトシャマランのレディインザウォーターは?、6センス以外シャマランは僕にはダメ監督なので今回は前評判高いし期待出来るか?また最後に失望させられるか、良い方に期待しておきましょう。ともかくレイトは最高ですネ(安いし空いてるし駐車場はガラガラだし)!




(2006-8-23)

天の川を眺めながら。

ディナーコースの夜を終え、夕食後に畑道をラン。畑の真ん中の十字路で止まり、真上を見上げると約一週間ぶりに輝く星空が見えます。その星空の真ん中より少し海側に、淡ボンヤリした帯のような、または細長い雲のような。それが天の川です。皆さんは天の川が何から出来ているかご存知でしょうか。要らん解説を一つ、お許し下さい。僕らが生きる地球は太陽系に浮かんでいます。 そしてその太陽系は5本の腕が中心に向かい渦巻く棒渦巻銀河の小さい小さい一部です。太陽系はその中のオリオン腕と呼ばれる渦に乗っています。銀河系は中心が厚い星達で成り立ち、外に向かい薄くなるレンズ型をしています。地球から見て射手座方向が銀河の中心で、そのもっとも星の層の厚い場所が僕らによく見える天の川になっています。天の川自体は地球を一周するように取り巻いていますが、輝く中心部は射手座方向ですからそこが分かりやすい天の川になる訳です、つまり銀河系中心部の断面図になる訳です。銀河系の中に確認されてるだけで、太陽系と同じ系が200億個。
この数は観察技術の開発進化により毎年増えています。その銀河系の外は宇宙系。そこはいまだ人類の解明は未知、宇宙系の中に銀河系が無数に存在しているのだろうと考えられています。そんな宇宙に、生命が進化して文明を持った惑星が地球しかない…と考える方が非科学的ですよね…と淡ボンヤリ考えながらランを済ませた星の夜。宇宙はロマンだ、おやすみなさい…。




(2006-8-22)

マガジン軒並み秋。

一週間前の35度を越える連日の暑い日々は今は過ぎて、風も少し吹くので少々楽になりました。辛い残暑はこれからでしょうか、でもファッション誌はみな秋のファッション特集です。9月号、マリクレもエルもフィガロも秋ファッション特集ですがクレアだけは恐怖の「猫だらけ!」特集。最初から最後まで完全に猫ばかり。猫のエサまで載ってる。クレア読者の独身女性はそんなに猫が好きか。猫は確かに美しい動物です、特に猫科の大型動物達は。でも家猫に執心し過ぎは危険です。人格障害を起こすケースがアメリカで発表されました。猫注意!ニャー