ビンゴッ。
「みのサン、ピザ作った事無いの!?、そっかー、じゃあ今日はピザ作ってもらおうか、勉強の為にもネ!今日はそんなに忙しくもならないだろ。」。
「薫サン、ニーダー空いてる? アッそう、今パン生地が入ってる?分かった。じゃあ、みのサン、粉の分量言うから大ボールの中でピザ生地捏ねて。大丈夫、簡単だから。自分で作るピザは美味いよ。頑張って!」
「ヨシ、上手く出来たジャンみのサン!じゃあ今から1時間発酵させるよ。そしたら自分達の好きなピザ作るんだぜ。薫サンもアヤチャンも自分で作るんだよ。オレの分?そうだね…なんか考えるからイイよ作らないで。自分達のだけ作りな。」
「そうそう、麺棒で伸ばしてもイイし手で伸ばしてもイイよ。そしたらトマトソース塗ってケッカやオニスラやベーコン乗せて…キノコ?いいよ使って。チーズも乗せな、美味しくなるからネ。軽く塩胡椒してオリーブオイルかけて…そうだね、250度で5、6分焼けばイイんじゃん?」
「でしょ?自分でやると美味しいでしょ。今度お家でやってみて。皆喜ぶよ。ホラ、薫サンなんかベテランだから手際がイイでしょ。もう美味しそうなのが出来ちゃったよ。アヤチャンのも美味しそうじゃんか。」
(フーム…オレが普通にピザ作るのも飽きたなぁ…。トッピング変えたところでなぁ…。
アレ?こうしたら美味しいんじゃないかな?いつものトッピングをピザ生地の真ん中に集めて…、こうして生地を上で餃子みたいに結んじゃって。ウン、12、3分も焼けば中まで火が通るはずさ。)
「オレは一口でイイよ。なんか新しい感覚で美味しいよ。オフクロはどうだい?美味しい?良かった。中のトッピング類がジューシーなままで食べ切れる?そうだね、チーズも溶けてトマトソースと一体だね。ピザパンとも違うしなー。熱いパンの中からもっと熱いソースが出てくるんだ。なんて言うか…ピザより高級感あるよね。」
(ビンゴ!良かった美味しくて!)