bikescafe.jp

(2006-7-24)

ヤヤヤ、ヤット…。

朝起きてから全く一息入れる間もなく夜まで過ぎてしまい、今日最初の日記がこんな時間になりました。エッ、別に構わない?、まーそうおっしゃらずに聞いて下さいマセ。
写真は新潟の闘うロードレーサー、オッピエさんです。来週土曜日に秋田は鳥海山を舞台に繰り広げられる「Mt.鳥海Classic」のロード部門での数度目の優勝を勝ち取る為に、週末も高強度のトレーニングを欠かしません。余り頑張り過ぎて途中で脚が攣ってしまい、「イテテテテェッ!」と路上で寝てしまったそうです。そのうえ茄子パスタが大盛りで重かったので、今度は右腕が攣ってしまいました。夕方来てくれた秀チャンと久しぶりに会ってもらいたかったなぁ。このオモロ二人が話し始めると、バイクスのカウンターは瞬く間に落語の寄席に変化致します。オッピエさん、来週優勝して下さいネ!新しいウィニングジャージ楽しみにしてまーす。
今日生まれて始めてスイカ畑で採れたてのスイカを食べました。裏のHサンのスイカ畑が今日で終わりなので、まだ美味しく食べれるスイカ(全部枯らして廃棄予定です)を下さるのを頂きに行きました(この作業でかなり体力を消耗しました)。スイカのプロ中のプロに、スイカの食べ頃の見分け方や美味しいスイカの選び方を畑で直々に教えて頂きました。そしてその一つを奥様が地面に「ワシャーン!」と落とし割りました。そして一緒に食べてくれたのです。既にご存知で「当たり前だ。」という方にはすみません。なんと畑にあるスイカというのは熱いのです。これは異色の感覚でした。冷えたスイカしか食べた事の無かった僕は驚いて「アリャ!スイカって熱いんですネ!」と聞きますとHサンは「そうなんだよ、熱いか生温いんだわ。」とおっしゃいます。だからか、スイカ(や甘い果物を)を余り冷やすと甘さが分からなくなるというのは。本来の温度から離れてしまう訳だな。Hサンは続けて言います、「もうあ
と数日で全部ブツから(トラクターで土に壊し混ぜるから)、今の内に持って行って。ねぇ、喜んでくれるならそれが嬉しいしねえ。」と。僕は本当図々しい輩なのです。「おもさげながんす。お言葉に甘えさせて頂きます。」とイソイソと緑色の球体をカゴに積んで行きました。なぜか?。それはこんな理由からです。昨日の事です。3時を過ぎてお食事だった若いカップルのお客様に、この夏のいつも通りに、小さいのですがスイカを一切れずつ差し上げました。するとガールフレンドの方が本当喜んでくれて「本当嬉しいです!今年初のスイカなんです。」と和代サンにおっしゃいました。7月も終わりに近いのに?今年初めてのスイカ?、僕には小さな衝撃でした。そのお二人にさらにスイカを出したのは言うまでもありません(ランチも終わって落ち着いてましたから)。僕らは初夏かなり前から地元のスイカを食べてました。だからさほど気にせず時折ストックしてあるスイカ達の存在を忘れてしまう位でした。でも本当はまだま
だスイカを今年食べていない方も結構いるのだ、と思った次第です。そう言えば先週も先々週も、そうおっしゃってた方々がいました。まだ少しはいるでしょう。だから、タイミングが合えば一切れでもお客様にHサンやIサンの甘い甘いスイカを食べて頂きたいのです。それなのでスイカを取りに畑の上に居たのでした。スイカ泥棒に間違われ無いように願いが叶いますように。
夜、生鮮野菜や魚介類、スープが無くなったので少し早目にクローズさせて頂きました。その後来て下さった多くのお客様、すみませんでした。夏の夜は優しく、腰には厳しく買い出しツアにも行って来ました。明日も宜しくお願いいたします!おやすみなさい…。




(2006-7-23)

チョット待って下さ〜い。

夜まで小休止を取る事も無く、足早に過ぎ去った青空の土曜日でした。ほどほどのランチを終えますが、引き続き御来客は絶えません。3時過ぎに秀チャンが、僕が買おうと思っていた「暑い夏を涼しくするボサ」のアルバムを持って来て貸してくれました。さすがぁ秀チャン、以心伝心!秀チャンと仲の良いアルバイトのヌマッチが、「秀チャンてさ、自分一人でもボサなんて聞くの?」と秀チャンに尋ねると秀チャンは「いーや、俺はメタ(ヘビーメタル)だよね-。」と答えてヌマッチはお腹を抱えてます。さて、そんなやりとりのカウンターの後ろの窓際のテーブルでは、多分今日がお初の初老のご夫婦の御主人が御自分のテーブルから何度も立ち上がり、無言で巻尺を取り出し他のテーブルの寸法や高さ、イスの高さを奥様と「ここは何センチだな、アーでもないコーでもない。」と計ってらっしゃいます。僕らは(おもしろい方々だなぁ。)と見ておりました。ちょうど僕がアイスコーヒーをお出しに行ったついでに恐る恐る、「アイスコー
ヒーでございます。あのー…御同業の方ですか?」と聞きますと(バイクス近辺の赤塚みずき野ニュータウン等には、早期や定年退職された御夫妻で喫茶軽食店をオープンされる方々が多いのです)、御主人が「いや、これから家を新築するんでね。いい家具だと思って計ってたんだよ。」との事でした。それで納得した次第です。僕は考えました。(これは僕が雑貨屋のウチカさんとかに行って、このラック、カッコイイな、店員なんて知るか、勝手に計らせてもらおう、ってしてるようなモノだなー)と。もちろん僕はした事ありせんし、するなら店員サンに一言尋ねます。お客様は自分達の鏡なのです。自分を省みる良い鏡なのです。バイクスには本当に素敵で(こう有りたいなぁ!)と思えるお客様が沢山いらっしゃいます。そして、それに老若男女は本当関係ありません。アキラさん達のようにとても若いのに礼儀正しく爽やかな方々や、優しいそよ風のような女性の方々、東京からIターンしていらした御腰の低いロマンスグレイの元社長の御
夫妻や外車を乗りこなすモウ本当にカッコイイ中年ガイズ、女性お一人で頑張る明るい方々など。本当に見習うべき素敵な方々が沢山。今日のように(何をされてるのかなぁ…)という方もいます。とにかく席に着くなり裸足でサンダル脱いで胡座座りの御主人(足触るのが大好き)、とにかくメニュー全てや料理、厨房、細かい場所までジィ-っと観察されるカップル様(御同業に多い)、5才位の男の子がガッツンガッツンとフォークでテーブル板を突っついて穴開け作業してるのに、クレアを熟読のお母様など。
修業していた前のお店では、半地下の大きな厨房から出る事はほとんどありませんでした。でもバイクスをしてからは、お客様はすぐ近くです。教えて頂く事ばかりです。そしてお客様が自分の鏡になる事を知りました。自分自身も、意識せずにしている事で誰かを良い気分にしたり、ナナナ?な気持ちにさせてる事が沢山あるんだろうな…と気付かされます。
明日はもっと僕のもの(マイケルジャクソン)。アントニオカルロスジョビン、ジョアンジルベルト、アストラッドジルベルト、ナラレオン、バーデンパウエル、マルコスウ゛ァーリ、エリスレジーナ…、サマーボサノバのダビングも終わりました。今夜もありがとうございました、サウージサウダージ、おやすみなさい…。




(2006-7-22)

ブル-ス

ジョン・デンバーの「カントリーロード」は大好きで、新潟〜東京間のドライブでよくCD聞きながら走りました(ついでに音痴に歌いながら「カントゥリーロード、テイミーホ〜ム…。」)。その名曲を小野リサさんがボサノバで歌います。これがまたイイ。いやー、今朝の景色に聞きたい雰囲気です。久しぶりの青い空に濃緑の角田山。
アジはまだか…。