今夜はレオナルド。
昔、下目黒に住んでいた頃、たくさんの資産家や芸能人のお屋敷があった(その中でもウチは赤貧火を点す)。そして、レオナルド熊の家が近くにありました。
さて、たった今『ダウ゛ィンチ・コード』を見終わりました。アメリカの友人に感謝。多くのお客様から既に感想を聞いていました。率直に面白いです、さすがロンハワード監督。あれだけ凄まじく多い展開を、全く無駄無くまとめあげる手腕、さすが超一流監督です。トムハンクスの主役だって悪く無い。オドレイトトゥも可愛いし、真の主役って雰囲気もある。カンヌで不評だったのは、劇中のイアンマッケラン(イギリス人)のセリフ、「フランス人は信用出来ないぞ。」ってセリフがフランス映画関係者に不評だったのかもな…と思いました。バチカン公国がイエスの子孫を根絶やしにし、シオン修道会が子孫を守る騎士団であるというのが事実なのかは僕は知りませんが、ある程度はイエスの人としての史実が学べますので、イエスの事を何も知らなくても絶対愉しめる映画です。ダビデ王家の正統な末裔ヤコブの子ヨセフの子にしてマリアとの息子イエス、娼婦と思われて来たマグダラのマリア、二人の長女サラ、エッセネ派の共同生活地クムラン、十字架刑にあったシモン
ラザロ、イスカリオテのユダ、とばっちりのイエス、その後のイエスの片腕となる弟ヤコブ、忠実な弟子パウロ、サウロ、ルカ、ヨハネやイエスの後妻リディア達と云った、現代の僕らにまで大きな影響を及ぼし続ける魅力的なこの時代の人達の史を真実に知るにはペシャルが必要不可欠です。「聞く耳を持つ者」「あなた方(内部者)には神の国の奥義が打ち明けられているが、外の人々には全てが譬えで語られる」の技術を使い、初めて新約聖書は真の姿を現します。この話は次の機会に…。
ともかく(原作が良いのでしょう。)面白い映画でした。おやすみなさーい!