bikescafe.jp

(2009-5-25)

今週もありがとうございました。

チョッと休みを欲しがる体に無理を言って、夜露に濡れた路面を走り出します。今夜も連れ出す音は「元気ロケッツ」のStar Surferからスタート。彼らの曲は「宇宙」やそこから見た「地球」がテーマですから、夜空の下を走るのに本当にマッチします。(この曲を聴き続けたいから、もう1周走ろう…)と思わせるアーティストや曲はとても稀です。ルミのウ゛ォーカルもリズムも良い。帰ってからもお店の前で…ヘッドフォンを頭に縦ノリで踊ってしまう私(こんな時間に!アイツ、ラリッてるぞ!ってショっぴかれるぞ!)。
今週は土曜、日曜ととても週末らしい週末でした。そう、つまり…LA辺りの彼らの言葉を借りるなら「PYT-Pretty Young Things」…とてもきれいな若い女性のお客様が多い週末だったという事です。
特に、昨日のある20代のお客様。ソファにお座りのその人にランチ後の紅茶か何かをサーブしに行ったオフクロ。余りの現代的な美貌に、思わず息を飲んだそうです。他のスタッフも「凄い美人…」と呟いてる。僕は厨房でまさにヒーヒーと汗流しながら(昨日はUNIQLOのDryタンクトップとTシャツを2枚着替えた位の。)鍋を振っていたので、週末時折、来て下さる御一緒の御両親の御父様が「小柱のパスタ、本当に美味しかったよ。」とわざわざ言いに来て下さった御礼に出た時に、チラと御挨拶した位ですが確かに際立った、背の高いモデルのような美女の方です。僕の見立てでは、あのお客様は在新潟の方じゃない。東京の23区、それも港区か渋谷か世田谷在住の方だな…とか云う僕の見立てはいつもダイタイ間違ってます。無視して下さい(でもバイクスは、東京や県外のお客様が多いのは確かです。多分僕らは異邦人で、少し淋しくて引き合うのかも知れません)。
まぁそんなお客様の多い週末だった訳です。皆様、本当にありがとうございました。
オーダーのピークを迎えるとBGMをメロウHipHopにチェンジします。そちらの方が鍋のリズムが良くなるようなのです。手厳しいリスナー達から「メロウHipHopの一つの完成形。」と言わしめた「Cradle Orchestra」のアルバム「Velvet Ballads」の最人気曲「Only One feat.Need Not Worry」は(こんな本当にカッコいいHipHop、ランチに流して良いだろうか…!?)とさすがに悩みましたが、思い切ってCDにして今週末のルーティンにしました。意外に何の違和感も無く馴染んでいてビックリしつつ(良かったぁ、超カッコいいしなぁ!)と喜んでいました(今も聴いてます…)。
しばらく当ジャンル熱は続きそう…。宜しくお願い致します、どうもありがとうございました! おやすみなさい…mmm。




(2009-5-24)

18℃。

降水確率20%と低いものの、涼しい風の朝、遠くでカッコウが鳴いて高原みたいです。朝霧高原、霧ヶ峰、尾瀬、軽井沢etc。
イソイソと静かに、スープを煮たりパン焼いたり野菜をカットしたり。




(2009-5-24)

BASTERDS!

「Inglorious Basterds」がついに来たっ、「不名誉な私生児ども」が(邦題はまだ不明。)。Q・タランティーノ監督最新作、B・ピット主演最新作、シネオタクども最注目作(ボク!)、『Once upon a time,Nazi occupied France』、ナチがフランスを占領していたその昔…を時代背景にアメリカはボストンからフランスに出兵したユダヤ系アメリカ人の荒くれた若者達がピット中尉の「奴らは拷問と虐殺でヨーロッパを恐怖のドン底に陥れた! 今から…奴らを恐怖のドン底に陥れるのは俺達だ!」というゲキの下、フランス占領中のナチ兵達を狩りまくるという過激作。『それは犯罪では無い、敵の前線の向こうでは。』というテロップと共に、バットで頭を割られるナチ。血みどろのナイフに刺された鉤十字の赤い旗。「Inglorious Basterd」と削られた、血飛沫の付いた銃床。ブラピとアンジーはこの作品と共にカンヌに登場しました。
「イングロリアス・バスターズ」の予告編がいよいよ解禁です(US版のみ。)、US9月公開。日本ではいつでしょうか。
多分に女性受けしそうもありませんが、かなり前から注目していました。こういう作品でもブラピはやっぱりカッコいいデス。
他にも向こうではSummer Movie戦線が過熱気味。紹介したい作品が、本当にたーくさん有りますがキリが無い…。字幕無しで安心して観れる邦画天国の日本と、世界の才能が凌ぎを削っているUSのムービーとで、その差(CG技術とかばかりで無くて、そもそもの題材選びから。)がどんどん開いているようでコワイ今日最近。「この国はね、常に外に目を向けてる位でいいんだ。内ばかり見てるようになると途端に右傾化するんだから。」と、落合信彦氏は言いました。この人の著作に影響を受けて、アメリカに渡った人は沢山います。懐かしい。
夜ランし、BON JOVI「Thank You For Loving Me」を聴き入りながらテラスのステップに腰掛けて眺める角田山のシルエット。(あんなにお客様が居たなんて信じられないナ…)って土曜日の夜の静けさ。
今日も多かったようなお二人の為に明日も鍋振ります。「RYO EDGE IS A BASTERD」。