今週もありがとうございました!
1994年、カナダ・オンタリオ州の人口3200人の小さな田舎街ストラトフォードの10代後半の女の子、パティ・マレットは遊び盛りの10代に結婚、妊娠、出産を経たが、その男の児の赤ちゃんが10ヶ月の時に父親と離婚。 優しい祖父母の協力を貰いながらシングルマザーとしてその子を育てた。
ぱっちりした可愛い目をしたその男の子は、幼児の2歳になると隣の家のお兄さんのドラムで遊び始めたが、その余りの上手さ、リズム感の抜群の良さにお兄さんのバンド仲間達が驚き、ギターも教え始めた。
お兄さん達や祖父母の勧めで4歳のある日、個人のチャリティ・イベントでドラムを叩き募金を集め、そのお金でドラム・セットを買った。
12歳になるとギターやドラムをしながら唄も上手に歌い、街の小さなオーディションに挑むが、もっと年上の子達にはなかなか勝てなかったが皆の印象はとても良かった。
14歳になり、アメリカ本土のレコード会社と小さな契約をするもののアルバムデビューに至らず、だが投げ出さずにギターを持ってバスや飛行機に乗って全土の大小様々なラジオ局を訪ね、番組に出させて貰ったりショッピング・モールの小さいステージで生で1曲だけ歌わせて貰う…という生活を1年以上続けた。
15歳になって出せた最初のアルバムが歴史的ヒットを記録する。
若い母親パティ・マレットの息子、離婚した父親ジェレミー・ビーバーの姓を名乗ったその男の子Justin Drew Bieberは現在、「ジャスティン・ビーバー」として知られている。
場所がどこであろうとジャスティンが登場すると、年代や肌の色、国、宗教の違いは全く無く、可愛い女の子達、スタイルの良いお姉さん達が痙攣したように揺れ始め顔を抑えて彼の名前を叫び、コンサートが始まろうものなら自然と溢れる涙を拭いながら陶酔状態になる。視線はジャスティン以外に入っていない。その熱狂ぶりはかなり凄い。 最初の数年間、ジャスティン・ビーバーを聴く友人を僕も「ジャスティン・ビーバー?マジで聴いてるの?…」と聴きもせずに言っていたが、昨年の彼のX'masアルバム「Under the Mistletoe」が最高級のX'masポップ・アルバムだった事に衝撃を受けて、全アルバム、全曲をすぐに集めた。17歳での年収42億円(月収3億5千万円、日収1千170万円)と云う数字だけを知ると軽く腹立たしいが、彼の歌を聴くとそれを納得してしまう素晴らしい曲が沢山ある。ジャスティン・ビーバーは好きだが、「ファン」と言うにはおこがましい自分が見ても彼のドキュメンタリー映画「Never Say Never(無理だなんて言わない!)」は鳥肌立つシーンが沢山あったから、ビーバー・ファンの方には最高の映画になると思う。
EXILEともAKBともK-POPとも違う、世界レベルの真のスターとはどのようなものかを知るのにも良い機会だった。DVDがあれば、ぜひお勧めです
さて、長くなりましたが、今週も1週間ありがとうございました!
金曜日にオープン致しますので、また宜しくお願い致します!。