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日本に生まれて。 日本に生まれて良かった…、不思議というか皮肉と言うか、この大災害が起こってそれを見て、そんな風に強く思うようになるとは。この歳になって今迄で最も強く思う1週間でした。 NHKを見ていれば一日中泣ける。比喩でも皮肉でもなく、本当に人の精神の最も美しい場面に、または想像出来ない惨事に会った人々の苦難に。 そして、決死と激戦を承知で志願した対原発の若き消防士達「Brave 50」(50人編成の計139名。率いる隊長達の言葉を借りれば、「東京のベストの中のベストを連れて来た。隊員の安全は考えますが、それでも困難な任務となるでしょう」「極めて危険な状況ですが、隊員達の士気は本当に高いです。送り出してくれた御家族に感謝と謝罪をしたい」)の姿と、それを送り出した御家族の言葉を知る度に涙が溢れ胸が震えてます。 勿論、原子炉建屋内に進入し電源ケーブルを繋ぎ直すような東電関連のスタッフ達にも。「自己犠牲」ほど、崇高な人間の神性が他にあるでしょうか…。 他にも被災地で出口の見えない窮状の真ん中で戦う方々も沢山います。こんな滅私の日本人達が沢山いるなら、この国でどのように死んでも構わないと思っています。この災害を前に、何の被害も受けて無いのに(正確に言うなら、多いに揺られた、か)、「日本全部がチェルノブイリ」と信じて疑わぬ国外脱出したい人々には「どうぞ ぜひ国外避難して下さいな。」と面と向かって言わせて貰う。匿名になる恐れもない。 |
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御祈りします。 日々明らかになる大災害の被害、増え続ける犠牲者の数。不幸にして亡くなられてしまった方々の御冥福、及び行方不明の方々の安否の御無事を御祈りしています。 |
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Donate. (同業のお知り合いに声を掛けて避難所で炊き出しボランティアをすべきか)、(必要とされてる物を幾ばくか揃えて物資支援が良いのか)、(休みを利用して被災地行ってボランティアすべきか)…など、色々悩んでも、どれも今の僕では時間も掛かるわ果たして最たる効果があるのかも疑問だったので、間違い無く万能で役に立ちそうな、今出せる義援金をほんの雀の涙の寄付をしました。たった3万円だけ。でもこれじゃ幾らなんでも少ないのは分かってるので、月末にまた寄付します。で、また次月の中頃に少し、月末に少し…というペースで必ず寄付して行く予定です。 厳しい景況の中ですが、被災地避難民の方々より、どう考えても自分の方が恵まれている。ほんの少しの偶然の違っただけで。お客様の気持ちもそうした形に変えさせて頂いて、バイクスカフェ、または自分の思いの形として寄付して行きます。 今のところはそのように考えています。 |
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