bikescafe.jp

(2008-3-24)

フライモサラダ。

軽やかに月曜日の朝を迎えます。ジャガイモを薄くスライスしてそれを斜めに広げて千切りにして、塩で少し揉んでからフライします、フライドポテトです。で、揚がったら小さく千切ったサラダやハーブ類を小山にのせてドレッシングを軽くかけて。フライモに塩味入ってるので、ドレッシングは少なめで可能です。面倒なフライモでなくてポテトチップスでもいいのかな…とも思いましたが、冷たいシャキシャキと温かいサクサクの食感はブランチに似合うサラダです。さぁ、昨日無くなったアイス作ろう。




(2008-3-24)

赤あざやか。

いくつもの「苺アイスのドルチェ」を作ってもらった今日、作る度にあやチャンの手さばきが上手くなって行くのを見ながら、(教わらないと…)と思う日曜日でした。U田様始め、A様、H様、T石様他皆様、スプリングディナーをご愛顧頂きありがとうございました!また来月も別内容で催します、ぜひ宜しくお願い致します。
さて、US映画事情。なるたけコマメに見たい…とは思うものの、疲れた日などはPCなんか余り触りたくない、せいぜい音楽流すだけで使うだけ…となるので毎日はチェックしないのですが、アカデミーは去っても面白そうなの目白押しです。やはり新「007 クァンタム オブ ソレィス」、NEWジェームズ・ボンド(ダニエル・クレイグ)のタフガイぶりは大好きです。今作はパナマが舞台、ハードアクション、美女ボンドガール、政治的状況、どれを取っても外れ無し(に思う)。期待してます。次、ドキュメントですが「プラネットB-BOY」、世界中のブレイクダンサー達(勿論ブレイクダンス世界最強の韓国と日本のパート含む。)の日常と世界大会のノンフィクションです。本当に開いた口開けたまま(人間て、こんなアクション出来るのか!?)というブレイクダンスを若者達が披露します。DVDで見たい。これらはこれからの映画ですが、今現在USでやってる映画で(絶対観たい!)
というのが2つ。どちらも当日記で書いたお気に入り原作ですが、ショーン・ペン監督(ジョン・クラカウアー原作)の「イントゥ ザ ワイルド(荒野へ)」、静かな雰囲気の原作でしたが映画は全く退屈になってません。アラスカの映像も美しくぜひ観たい作品。さっすがショーン・ペン。お願いだからシネウィンドでしか上映しない等は避けともらいたい映画です。シネウィンドだと車停めにくいです。次、スティーブン・キングの「ザ・ミスト(霧)」。いよいよ来ました、キング中期作のホラー最高峰「霧」の映画化です。中3からキングは愛読して来ましたが、初期から中期のキング作品は本当怖くて大好きです。特にこの「霧」は凄い。メイン州の湖畔の町、ある日曜日、巨大スーパーに買い物に来ていた市民は湖の向こうの山からなびいて来た妙に白い霧のせいでスーパーに閉じ込められる。通信も電波も使えない。あの山の向こうには軍の実験基地があったはずだが…。夕闇が迫り始めた頃、白い霧の向こうから徐々に無数
の醜い凶暴な生き物達がスーパーに群がり始めた…というエピソードです。映画は殆んど原作に忠実です。スーパー内での人間ドラマもしっかり描かれて。キングは日本のホラー系ヒット作家に相当な影響を与えたと思います。僕の中学時時代は無かった、そうした作家のヒット作品を見ると(それはメイン州を舞台にしてキングがもう書いたじゃん…)と思わざるを得ないものがかなり有ります。多分皆、キングを読んで衝撃を受けた人達なんだと思います(僕もそう。)。キングファンは「ザ・ミスト」を楽しみにするでしょう。僕にとって「霧」と並ぶ最高峰は「エルサレムズ ロット 呪われた村」です。「霧」と同じく中編小説ですが、冬の夜に独りで読んだりしたら本当チビリます。トイレ行けませんっ。メイン州の海沿いの小さな町から外れた森に建つ100年以上経つ古い大きな屋敷、夜な夜な壁の中から聞こえ出す「自分」を引きずるような足音、「死者の書ネクロノミコン」を読み始めてから町で産まれ出す奇形児達、打ち棄てられた教会廃
屋から静かに響く夜の説教…まるで屋敷の最期の当主の「私」の到着を待っていたように呪われた歴史が動き始めるのです。いゃぁ怖いですよコレは…てな感じでUS映画事情は相当に凄いのです。日本とUS、同時上映というのはホンの数%だけなんです。与太話はやめて寝ましょう。ありがとうございました、おやすみなさい!




(2008-3-23)

ストロベリーフィールドへ。

苺アイスを作らないといけません。今朝は大きな仕込みは無かったし、阿部サンは収穫で忙しいので阿部サンの苺(ビニール)ハウスまで苺を頂きに走ります。最近阿部サンの苺の凄さがよく分かり始めました。実を言えば「甘さ」だけを取れば、お隣の西川町には凄い甘さの苺を作る農家サンもいます。でも阿部サンの苺は「甘さ」「爽やかな酸味」の良いバランスに加えて「パッツンパッツン」とした実の食感があるのです。「甘くて柔らかい」だけではない、果物の強さというのを感じさせる苺なのだ…という事を分かって来ました。写真の苺の実の張り具合でも少しお分かり頂けるかと思います。
畑地帯の中のハウスで、阿部サンがお一人で選別をしてました。遠くには白根の先の加茂、その先の守門の雪山が連なっています。下田村も美しかろう。新しい春の景色です。