bikescafe.jp

(2013-11-27)

大興奮!村上 三面川の鮭のテンカラ釣りの大漁現場に居合わせる!

背っ張り、鼻曲がりの強そうな大きなオス鮭3匹ときれいなメス1匹を僕の目の前で揚げた鮭釣り師さんが息を切らせて言いました。
「すごい疲れますよ。デカいと竿ぅ折られるし、体ごと水ん中持ってかれるしね」と。
近年の記録は村上のお隣 荒川町の荒川でフライフィッシャーが釣った12キロのオス。全身筋肉のオス鮭が強い力の水流に乗って川を下って釣り師に抵抗するのですから、糸が切れない竿が折れないと、そりゃあ冷たい川に持ってかれるのも納得が行きます。
皆さん川の中にパイプ椅子を置いて座り、偏光グラスでは見える川の中で鮭が産卵の為に掘った深み「ほり(濠or堀)」の中に「テンカラ」と呼ばれる大きく重い針仕掛けを豪快に「ドボン、ドボン」と投げ入れます。
竿仕舞いした釣り師のお一人と話し込みました。
「荒川は餌釣りでもフライでも釣って良いですからね。あっちは釣り。三面川の鮭釣りは釣りじゃねえっけね。テンカラでいかに数揚げるか…漁ですよ、漁。山北の大川じゃ川ん中にメス鮭繋いどいて、やって来たオス鮭を上から(川に設置した、床に穴のある小屋の中から)竹棒の先に付けたカギ針で引っ掛けっしね」。
僕が 「しかしこんな凄い場面、TVは撮さないですね」と言うと
「そうだね、テレビが撮すのは『居繰り網漁』の初日だけっけね。こっちの方が凄いけどね。鮭が掛かった瞬間、すげぇ興奮するよ。みんなこれに病み付きになってるんだ」とおっしゃってました。
僕も昔はヤマメイワナ釣り師のハシクレでしたから、鮭釣る皆さんと色々話しが弾みます。
本当有り難く皆さん、「この鮭持ってけー」「持ってけー」とおっしゃってくれました。
しかしその他面白かったのは、漁場まで幅の狭いガタガタ、くねくね、泥水溜まりの、車を痛めそうな道を走って三面の川岸に車を着けるのですが、鮭師の皆さんの多くが「三菱パジェロ・ミニ」か「SUZUKIジムニー」に乗られてた事。何台もありました。他にはキャンプ仕様の「ハイエース」と「軽バン」と使いこまれたママ自転車が1台ずつ(どれも車内はしっかり釣り仕様。見せて頂きました)。 僕は身軽だが華奢なエクストレイル。
決してランクル系やサーフ、レンジやディスコ、ゲレ、カイエンやX3-5などの街受けする大きなSUVは皆無だった事。
こうしたローカル皆さんの車チョイスが、実に「本物たち」らしくて僕は好きでした。
揚げられた鮭が何本も、冷たい水辺に無造作に置かれています。
やっぱり凄い光景です。




(2013-11-26)

パッキング、丁寧に。




(2013-11-25)

2013年末オードブルはコレです!